かつてテレビで人気だった“炎の料理人”の金萬福さんが、登山家料理人の仕事っぷりを絶賛。「尊敬します」とコメントする一幕があった。
テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。1月7日の放送回では、「登山家の料理人 カンツァさんのお料理手帖〜第二巻〜」が届けられた。これはナスDが天空のヒマラヤ部族を取材した際に、カンツァさんが作った絶品料理のレシピをまとめたもの。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。
今回、金さんは「登山家の料理人が作る料理をプロの料理人はどう見るのか?」という企画に登場。金さんは14歳から料理の世界に入り、これまで数々の名店の料理長を務めてきている凄腕中華料理人だ。一方、登山家の料理人はチャンドラ・スノワールさん(あだ名:カンツァ)。
VTRの中で、カンツァさんは、カレー風味のツナ炒めを作り、小麦粉を練って薄く伸ばし、先ほどの炒め物を生地に詰め「餃子(ネパール風の餃子『モモ』)」を完成させた。調理工程から完成までを見て、金さんは「これ美味しそうだよ。餃子まで作るまで思わなかったけど。山ですからね。色々僕も(山で料理)やったけれど、餃子とか考えたことはないな」と素直に驚いていた。
さらに金さんは「料理人として良い所はスゴいいっぱいあるよ。毎日こんなに荷物を運んで、1日3食お料理を作って、1ヶ月のメニューを全部最初に作ったかもしれないけど、もし毎回毎回食材を見て考えていたら、めっちゃめちゃ褒めるよ」と語る。
4日目には「チョコレートパンケーキ」に「浅漬け」「お味噌汁」「卵焼き」を合わせるという日本人スタッフを気遣った和と洋を組み合わせた朝食を考案した。この姿に対しても金さんは「みんな起きる前に色々準備して、お料理全部作って、起きるまで待ってて、それ結構スゴいよ。いや、本当に料理人として見て、スゴい。(自分には)できないかもしれない」と絶賛した。
スタッフから30カ国の料理を作れることを聞くと、金さんは「30カ国はスゴいな!どこから勉強したの?と聞きたいな。僕も料理人だけど、30カ国はスゴい」と驚きを隠せない。さらに金さんは「下ごしらえが大変なんですよ。天ぷらとかも作っていたけれど、早いじゃないですか?仕込みでカットするとか、皮を剥くとか、あれも時間かかるよ。下ごしらえが本当に大変」と大人数のために料理を作ることの大変さを説いていた。
その上で金さんは「スゴいな、この料理人。この場所(高所)でそこまでできるってスゴい。めちゃくちゃ尊敬します。本当に」とコメントしていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)