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【映像】“高級天然繊維”ヤクの不思議な生態
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 「ヒマラヤのトラック」との異名を持つ牛科の動物・ヤク。その毛は保温性や防水性に優れ、カシミアと並ぶ高級天然繊維であることが説明されると、視聴者から驚きの声があがった。

【映像】“高級天然繊維”ヤクの不思議な生態

 テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。1月7日の放送回では、「登山家の料理人 カンツァさんのお料理手帖〜第二巻〜」が届けられた。これはナスDが天空のヒマラヤ部族を取材した際に、カンツァさんが作った絶品料理のレシピをまとめたもの。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。

 ロケを行っていると湖の中にいるヤクに出会した。ヤクは標高4000~6000メートル級の山岳で生活していて、100kg以上の荷物を運搬できる「ヒマラヤのトラック」との異名を持つ。ドルポの人々にとってその全てが貴重な生活資源なのだ。

 湖に入っている姿にナスDが「寒くないのかな?」と素朴な疑問を投げかけると、元テレビ朝日で『ニュースステーション』にも携わった“伝説の辺境”ディレクター・大谷映芳氏は「ヤクはね、強いのよね。冷たいのに。ヤクって標高が下がると死んじゃうっていうくらい、高い所が好きなんだよ。3000m以下とか」と説明した。換毛しないため、暑さに弱く低地で生きられないそうだ。

■ナスDによる「ヤクの雑学」

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 牛科の動物で標高3000m以上、6000m以下の山岳高地にしか生息できない動物です。極寒に耐えるため、全身が黒い毛で覆われています。

 同じサイズの牛と比較すると、高地に生息するため、心臓が1.4倍、肺は2倍の大きさになります。野生のヤクの群れは、1頭のオスと100頭のメスから構成されていると言われています。

 母親のヤクが歯を用いて、大半のオスの子供のヤクを去勢して、最も強いオスだけを残すからと言われています。食用としては肉は赤味が多く、脂肪分が少なく、柔らかくて味は良いです。

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 ヤクの毛は保温性や防水性に優れ、カシミアと並ぶ高級天然繊維です。標高が高い所に生息しているので、空に最も近い繊維とも言われています。

 この情報を受け、視聴者は「ヤク毛のセーターが猛烈に欲しくなった」「ヤクすごい」「ヤク名前しか知らなかったけど、すごい動物なんだなぁ」「ヤクってすごいんだなー」などの声をX(旧Twitter)に寄せていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)

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