ダウン症のモデルとして注目されている菜桜さん(19)が成人式を迎え、祝福の声が寄せられている。
菜桜さんは、ダウン症のほかにも「先天性食道閉鎖症A型」「動脈管開存症」などの合併があり、40回以上の手術を受けてきた。病気と闘いながらも、モデルとして活動している。
ブログでは、母の由美さんが菜桜さんの成長をつづっており、5日には「成人式に出ようと思ったわけ」と題したブログで、式への出席までの経緯を明かした。
「成人式は別に出なくてもいいかな、そんなふうに思っていた。そんな話をSNSで話していたころ、菜桜と幼稚園が同じお友達から突然メッセージが来た。『成人式来たら、写真撮りたい!』。成人式、障害のある子はあまり行かない事を伝えたら、『障害かあ。来てよー!振り袖可愛いだろうなあ、障害なんてあっても無くても変わらないじゃんね?』。涙が出るほどうれしかった」と、菜桜さんの友人の言葉に感動し、式への出席を決めた思いをつづった。
7日に投稿したInstagramでは、成人式に出席したことを報告し「成人式で写真撮ろうよってDMくれた友達とも会えた。あなたのおかげで来られた成人式だったよ。本当にありがと」と感謝し、着物姿の菜桜さんの動画を投稿した。動画では由美さんからインタビューを受ける菜桜さんが首振りダンスも披露している。
この投稿に、ファンからは「菜桜ちゃんおめでとう」「可愛い 着物似合っていますね」「ママも子育てお疲れ様でした」など、様々なコメントが寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)