『GTO』『女王の教室』『家政婦のミタ』で知られる名脚本家・遊川和彦によるオリジナル連続ドラマ『アイのない恋人たち』が、ついにスタート。第1話では、佐々木希が15年ぶりに出会った福士蒼汰にキスを迫る。その様子にSNSでは「美人すぎる」「ハイパー可愛い」「ドキドキしたー」という称賛の声が上がっている。
本作は2024年の東京を舞台に、恋愛偏差値が低いアラサー男女7人が、ワケアリな恋愛観や家族の問題を抱えながらも織りなすラブストーリー。「愛がない」「見る目（eye）がない」「自分（I）がない」…。福士蒼汰、岡崎紗絵、本郷奏多、成海璃子、前田公輝、深川麻衣、佐々木希ら豪華キャスティングで令和時代ならではの大人の恋愛事情を紡いでいく。
佐々木が演じるのは、六本木の高級クラブで働いている稲葉愛。ある日の夜、略奪愛をした男性との別れ話のもつれから、命の危険を感じていたところを高校の知り合いである久米真和（福士蒼汰）に助けられる。
愛が務めるクラブで15年ぶりの再会を喜ぶ2人。しかし愛が高校時代からの夢だったピアニストへの道を諦めたと知った真和から「お前がピアノを弾いている姿を見て、心からピアノを愛しているんだとわかった。そんな大切なものを簡単に捨てるなよ」と言われてしまう。
酔いつぶれた愛は真和の家に泊まることに。真和にとって愛は初恋の相手であり、高校時代の眩しい思い出を体現するような存在。真和は愛に手を出すことはなかった。しかし真和の自分に対する気持ちを知る愛は「ピアノを弾いているお前を見て好きになった、と言ってくれた」と高校時代に真和から言われた甘い言葉を持ち出し、「忘れた」ととぼける真和に「あの時、初めてキスしたんじゃなかったっけ？私たち」と瞼を閉じてキスを迫るのだった。
ところが真和から「こんなことをしている場合か？」と拒まれ「大丈夫なのか？今みたいな生活を続けて。確かにお前は今も綺麗だけれど、あの頃みたいに輝いていない」と諭されてしまう。痛いところを突かれた愛は「それはこっちのセリフよ！人に説教する暇があったら自分の心配でもしたら？いつまでも夢を追ってる場合？」と売り言葉に買い言葉でブチギレ。憮然とした表情でその場を後にするのだった。
真和と別れた後、愛は沈んだ表情で高級クラブのピアニストの演奏に耳を傾ける。そしておもむろに自分の肘を見ると、そこにはL字型の手術痕が…。高校時代のマドンナであり、生徒会長や音楽部部長を務めていた優等生の過去には、どんな悲しい秘密が隠されているのだろうか？
