韓国でアイドル活動を行うキム・ソヒ(28)が、オーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』の本戦2次ステージに登場。ガーリーなミニドレスに身を包み、プリンセス プリンセスの名曲「M」を情感たっぷりに歌い上げた。
【映像】韓国の現役アイドル、ミニスカートで歌う『M』(34分頃~)
日韓共同で新たな歌姫を発掘するオーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』#6が、1月19日(金)夜6時よりABEMAにて放送された。
『トロット・ガールズ・ジャパン』とは
『トロット・ガールズ・ジャパン』は、韓国で絶大な人気を誇る音楽ジャンル「トロット」をテーマに、新たな日本の歌姫を発掘する国内初のオーディション番組。「トロット」は日本で言う“懐メロ“のイメージに近く、オーディションの出場者たちは昭和から平成にかけての名曲を歌唱する。出場者の年齢は12歳から50歳までと幅広く、事前審査を通過した54組57名が予選に参加。優勝を勝ち取った者には賞金1000万円(+追加賞金)が授与される。
本戦1次を突破し、2次ステージに駒を進めた26組の出場者たちが次に挑むのは、対戦相手と1対1で歌唱バトルを行う「1on1サバイバル」。より高い得点を獲得し、勝者となった出場者はその場で本戦3次進出が決定するが、敗者は脱落候補となる。
共に戦った仲間を想い熱唱「悔いなく歌えた」
2016年に韓国の大型オーディション番組「PRODUCE 101」に出演し、惜しくも脱落となったキム・ソヒ。現在は韓国のアイドルグループに所属しているが、本オーディションに集中するため、活動を休止しているのだという。過去の悔しい経験をバネに、そして「大好きな日本で歌いたい」という想いを胸に、本戦2次まで進んできたが、ここまでの道のりは決して平坦ではなかった。予選はオールインで突破したものの、本戦1次のチーム戦で敗北。チーム全員の運命を背負い、代表者として敗者復活戦に挑んだが、ここでも勝利を逃す結果となった。しかしその後、追加合格となり、本戦2次進出が決定。歌唱曲に選んだのは、1988年にリリースされたプリンセス プリンセスの名曲「M」だ。
失恋ソングとして有名な同曲だが、「いつも一緒にいたかった。となりで笑ってたかった」という歌詞に、キム・ソヒが重ね合わせたのは、本戦1次で共に戦ったチームの仲間たち。「チームのみんなに私の気持ちを伝えたくて選んだ曲なので、仲間たちに届くことを願っています」と語り、本番に臨んだ。
衣装も評価対象となる今回、キム・ソヒは全身を白で統一した、アイドルらしいコーディネートで登場。裾がふんわり広がったミニドレスから美脚をのぞかせ、ダウンスタイルの髪にはリボンの飾りも。キュートな魅力を振りまきつつ、切ない歌詞が並ぶ同曲を、澄んだ歌声で情感豊かに表現した。
歌い終わると、会場には歓声と共に大きな拍手が。キム・ソヒは「前回同じチームだったみんなに、すごく会いたいですし、思い出します」と仲間への想いを語りつつ、「今回、悔いがないように歌うことができて、このステージに立つことができて良かったです」と充実感をにじませた。