歌手のアグネス・チャンが17日に自身のアメブロを更新。先輩の訃報を聞き後悔していることを告白した。
この日、アグネスは「ニュースでジャーナリストの平野次郎さんが亡くなられた事を知りました」と12日に肺炎のため亡くなったジャーナリストの平野次郎さんの訃報について言及。「香港が中国に返還される時、一緒にNHK特番に出演しました」と明かし「その時のことは忘れられません。歴史的な出来事を一緒に取材し、体験しました」と回想した。
続けて「その後も色んな番組やイベントでご一緒させていただきました」と述べ「とっても素敵な先輩です」とコメント。「一回、イベントで平野さんと一緒に司会をさせていただきました」と説明し「ゲストがトークの時に、急に放送禁止の差別用語を使ったのです。会場は凍りつきました」と振り返りつつ「平野さんはすぐその後に観客に謝って、その場を救ったのです」とつづった。
また「近年はご一緒に仕事する機会が少なくなり、お会いしてませんでした」と明かし「訃報を聞いて、もっと連絡取れば良かったと後悔しています」と告白。香港が返還された日の夜には「港で大勢の市民が集まって花火を見ようとしていて、平野さんと一緒にそれを取材していました」と述べ「一瞬平野さんを見失ったのです。不安になって探していると、群衆の中で背の高い平野さんが手を振ってくれました」「今も鮮明に覚えています」と振り返った。
最後に「一緒に仕事が出来たこと誇りに思います」と明かし「本当にありがとうございました」と感謝のコメント。「どうか安らかにおやすみなさい」「ご冥福を心からお祈りいたします」と追悼し、ブログを締めくくった。
この投稿に読者からは「残念ですね」「寂しいです」「素敵なキャスターさんでした」などのコメントが寄せられている。