たったひと跳びで15メートル先の獲物を襲うユキヒョウの“身体能力”に衝撃。ナスDが「この跳躍力を活かし、獲物を離れた場所から跳びかかって倒します」と解説する一幕があった。
テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。1月21日の放送回では、「登山家の料理人 カンツァさんのお料理手帖〜第四巻〜」が届けられた。これはナスDが天空のヒマラヤ部族を取材した際に、カンツァさんが作った絶品料理のレシピをまとめたもの。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。
旅を続けていると、ナスDは森林限界を越え、4000メートル以上の高所に突入した。ヒマラヤは野生動物の天国で「レッサーパンダ」「ヒマラヤハゲワシ」などの姿が確認できる。取材班は歩を進める中、ヤギやヒツジの原種「ブルーシープ」を発見した。
■ナスDによるブルーシープの豆知識
中国名を「岩羊」と書き、「イェンイァン」と呼びます。その名の通り標高3500メートルから5000メートルほどの起伏の激しい山岳地帯に群れを作って生息しています。
毛色は青灰色なので、英名で「ブルーシープ」と呼ばれています。ウシ科の動物で、分類的にはヤギとヒツジの中間に位置する動物です。毛色が岩に似た、保護色の役目を果たしています。
危険を感じるとジッとして、周囲に溶け込むようにして身を守ります。
■ユキヒョウの豆知識
ブルーシープを追うのがユキヒョウです。今を遡ること60万年前、アジアで氷河期が始まり、現地のヒョウは寒さを避ける為に、南へ逃げました。
そんな中、南下せず氷河の大地にとどまり、適応の為に進化したのがユキヒョウです。ユキヒョウの足の裏はヒョウよりも一回り大きく、雪の上で足が沈みにくくなっており、長い毛が足の裏に生えています。その毛が雪の上で滑り止めになっています。
ユキヒョウの身体能力はひと跳びで15メートルの距離を飛び越えた記録が知られているなど、優れています。この跳躍力を活かし、獲物を離れた場所から跳びかかって倒します。
ピョーンと15メートル先から跳んできて、獲物にパッと襲いかかります。15メートル先なんで、人間でいうと三段跳びの記録ぐらいなんです。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)




