『GTO』『女王の教室』『家政婦のミタ』で知られる名脚本家・遊川和彦によるオリジナル連続ドラマ『アイのない恋人たち』の第2話。福士蒼汰、本郷奏多、前田公輝によるアラサー男子3人が繰り広げる赤裸々恋愛トークに「男の会話ってこんな感じなのかなー」「恋愛相談可愛すぎる」「それぞれの見解、アドバイスですごい有意義だ」との声が上がっている。
本作はSNSやAIが発達した2024年の東京を舞台に、恋愛偏差値が低いアラサー男女7人が、ワケアリな恋愛観や家族の問題を抱えながらも、出会い、織りなしていくラブストーリー。「愛がない」「見る目(eye)がない」「自分(I)がない」…。“アイ”が欠けている者たちが、本当の“愛”を模索していく姿を描き出す。
マッチングアプリで出会った女性たちとワンナイトラブを続ける売れない脚本家・久米真和(福士蒼汰)。アラサーにして女性経験ゼロの会社員・淵上多聞(本郷奏多)。お調子者過ぎて運命の女性を逃す警察官・郷雄馬(前田公輝)。第2話では、高校以来15年ぶりに再会した3人がオンラインで恋愛トークを繰り広げる。
運命の女性に出会えないことを嘆く雄馬に、真和はマッチングアプリを勧める。雄馬はすでにマッチングアプリに登録しているものの、「いいね」がつかないという惨敗状態だった。それを横目に真和に「いいね」が付くと、雄馬は「世の中は不公平だ!なぜこんな愛のわからない男に…」と嘆く。
雄馬はマッチングアプリに登録したプロフィールを2人に見せるが、お調子者感が出すぎのプロフィールに「みんな引くに決まっている」「ソフトにした方がいい」とダメだしされてしまう。だが雄馬は、2人がドタキャンした合コンで出会った近藤奈美(深川麻衣)から言われた「ありのままを受け止めてくれる人はきっといる」という言葉を信じて、ありのままの自分を出したプロフィールにしたのだという。
すると多聞は「もしかしてその人が運命の相手では?」とピンときた様子。当の雄馬は「それはない。いい子だったけれど話が退屈だった」ときっぱり否定。これに真和は「わからないぞ?見る目ないからな雄馬は」と脈があるのではないかと推理するのだった。
一方、多聞は会社の同僚・冨田栞(成海璃子)に対して「恋愛など世の中からなくなれば世界は平和になる」「会えなくてヤキモキしたり、お互いを傷つけあうことに生産性はない」と発言したことを後悔。栞から「私は誰かを愛したい。恋愛したい」と言われたことを報告すると、雄馬は「それは絶対にお前に気があるぞ!」と興奮。真和も「自分のない多聞が本音を漏らしたということは、お前もまんざらではないはず」とアドバイスを送るのだった。
そんな真和は「30にもなるのにとっかえひっかえ感が凄い」「いい加減に悔い改めて一人の人を愛したらどうだ?」などと2人から指摘される。「俺は結婚なんかする気がないから、相手がその気にならないように気を使っているだけ」と強がるも、雄馬から「いつか痛い目にあうぞ」と注意されると、キスした瞬間に真和を拒絶した今村絵里加(岡崎紗絵)のことを思い出すのだった。
ガールズトークならぬ、難あり独身アラサー男子によるリアルな恋愛相談会。この会話を通して男3人は何に気づいたのか?その後の展開を本編で確認してほしい。