【写真・画像】 1枚目
【映像】南野陽子が感動した歌声
この記事の写真をみる(4枚)

 レディー・ガガにも認められた4オクターブの歌声を持つシンガー・KIMIKA(29)や、13歳の民謡日本一・外久保穂らがオーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』でチームを結成。昭和48年のヒット曲メドレーをディナーショースタイルで披露し、南野陽子ら審査員から絶賛された。

【映像】昭和歌謡メドレーを聞き入る南野陽子(11分頃~)

 日韓共同で新たな歌姫を発掘するオーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』#7が、1月26日(金)夜6時よりABEMAにて放送された。

『トロット・ガールズ・ジャパン』とは

 『トロット・ガールズ・ジャパン』は、韓国で絶大な人気を誇る音楽ジャンル「トロット」をテーマに、新たな日本の歌姫を発掘する国内初のオーディション番組。「トロット」は日本で言う“懐メロ“のイメージに近く、オーディションの出場者たちは昭和から平成にかけての名曲を歌唱する。出場者の年齢は12歳から50歳までと幅広く、事前審査を通過した54組57名が予選に参加。優勝を勝ち取った者には賞金1000万円(+追加賞金)が授与される。

 本戦3次に駒を進めた20人の出場者たちが挑むのは、ディナーショー風のパフォーマンスを披露する「ディナーショー・ミッション」。チームで昭和の名曲メドレーを歌唱するメドレーミッションと、チームの代表者1名が歌うソロミッション、2つのラウンドでの合計得点が高い2チームが準決勝への切符を掴む。

受話器を取り「ハロー、ダーリン」KIMIKAによるキュートな演出も

 本戦3次では、20人の出場者たちが5人1組のチームを結成し、初めにメドレーミッションが行われた。チームのリーダーを務めるのは、本戦2次での得点が高かった上位4人の出場者たち。1チーム目「cune-キューン-」のリーダーはKIMIKAが担当し、ミュージカル俳優兼ボイストレーナー・LEE JO EUN(28)、若きソウルフルシンガー・眞塩藍咲(18)、ハイトーンボイス高校生・森本安音(17)、民謡日本一・外久保穂(13)の4人をメンバーに指名した。

 「cune-キューン-」が歌唱した昭和48年のヒット曲メドレーは、フィンガー5の「恋のダイヤル6700」から幕を開けた。ステージには、ピンク色のダイヤル式電話と、受話器に手を置きまどろむKIMIKAの姿が。着信を知らせるベルの音で目覚めたKIMIKAは、受話器を取ると、「ハロー、ダーリン」とキュートに首をかしげた。これを機に曲がスタートし、眞塩と森本の高校生コンビが登場。3人で元気いっぱいに歌い、会場を盛り上げた。

【写真・画像】 2枚目
拡大する

 「恋する夏の日」(天地真理)に続く3曲目「赤い風船」(浅田美代子)では、外久保が赤い風船を手に持ち、ステージ脇に座る演出も。外久保とMCを務めるEXIT兼近大樹の似顔絵が描かれたかわいらしい風船を、外久保から森本が受け取り、前列の観客に手渡した。

 その後は「わたしの彼は左きき」(麻丘めぐみ)、「神田川」(かぐや姫)とメドレーが続いていき、「心の旅」(チューリップ)に差し掛かると、メンバー全員で手に花を持ち、ステージを降りて客席へ。花を振り、観客をも巻き込みながら、美しいハーモニーを響かせた。

【写真・画像】 3枚目
拡大する

 メドレー最後の曲は、ちあきなおみの「喝采」。眞塩のソロからスタートした後、外久保のリードボーカルに、他のメンバーがコーラスを重ねるスタイルに。息の合ったハイレベルなハーモニーに、審査員を務めるトレンディエンジェル斎藤司から「ハーモニーいいね」と声が上がった。

 トップバッターを務めた「cune-キューン-」のパフォーマンスに、審査員がつけた合計得点は100点満点中82点。審査員長の松崎しげるは「アンサンブルがすごくいいですよね」と調和のとれたハーモニーを絶賛し、さらに「KIMIKAさんのハイトーンとか、今までいろんな部分を聴いてきて、今日はまた違った感じを見せていただきました」とリーダー・KIMIKAが披露した新たな魅力を評価した。

【写真・画像】 4枚目
拡大する

 その他の審査員からも称賛の声が相次ぎ、作編曲家の船山基紀は「皆さんそれぞれパフォーマンスすごいし、ハーモニー完璧だし、もう技量はどことっても問題ないと思います」と太鼓判。歌手で俳優の南野陽子も「イントロが鳴るとその当時がパッと蘇ってくるんですけど、でも目の前で今のお若い方が歌われていて、新しい曲にも聴こえてきたし、もっともっと見ていたいなと思いましたね」と賛辞を送っていた。

トロット・ガールズ・ジャパン第7話 
トロット・ガールズ・ジャパン第7話 
トロット・ガールズ・ジャパン
トロット・ガールズ・ジャパン
16歳のサンフレッチェ広島応援アイドル、安全地帯の名曲を大人っぽく歌い上げ審査員が衝撃
この記事の写真をみる(4枚)