病気のため、左腕を切断し「片腕男子」という名前で活動を行っている宮野貴至(26)が、様々な器具を使った「料理動画」を公開し、話題になっている。
宮野は20歳のとき、バスケットボール中に左手親指にかすり傷を負い、その傷を放置した結果、痛みを感じ負傷から5年後の2022年に病院で診察を受けたとのこと。そこで、その傷が悪性腫瘍だと判明。持っていた遺伝子の欠損や、その傷が要因となり100万人に1人の希少がんを患い、治療のため左腕の切断を余儀なくされた。
左腕切断後、YouTubeに投稿した動画では「僕は左手がなくなる目に見える障害ですけれど、中には目に見えない心の病気をもっている人も多いと思うんですよ。そういう人の方が理解されにくいし、この動画を見て匿名で吐き出せる場所になったらいいなと思います。がんばっていきましょう」と障害について発信する理由などを前向きに語っていた。
また、お笑い芸人を目指していた宮野は「障害そのものをエンタメに!」という思いで、ネタ動画を投稿している。さらにInstagramには、これまでにも片腕で料理をしている様子を投稿してきた。
1月25日には、ジャガイモとベーコンを使った「ベイクドベーコンポテト」作りの様子を投稿。針がついたまな板とピーラーを使ってじゃがいもの皮をむき、スライサーを使う様子や、包丁でベーコンを切る調理の工程を動画で紹介している。
この投稿に、ファンからは「皮むきも針に刺しながらピーラーでやるのすごいです!」「お料理上手ですよね!! いつも感心しちゃう」「めっちゃおいしそうー!!」などのコメントが寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上“西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・『今日好き』小國舞羽さんのリアルな買い物事情