標高8000メートルの世界ーー。生存ギリギリの場所で起こり得る人体への影響について、ナスDがトークする一コマがあった。
【映像】「脳細胞が壊死する」標高8000メートルの壮絶な世界
テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。1月28日の放送回では、「登山家の料理人 カンツァさんのお料理手帖〜第五巻〜」が届けられた。これはナスDが天空のヒマラヤ部族を取材した際に、カンツァさんが作った絶品料理のレシピをまとめたもの。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。
ヒマラヤ旅は空気の薄さとの戦いでもある。酸素が薄いと、当然、呼吸がしにくく、歩くだけで苦しくなってしまう。ある日のキャンプ地に着くと、標高は4600メートル。そこで一晩を過ごさなくてはいけない。体力自慢のナスDですら「ちょっと怖いね。まだ分からないから、どういうものか」と素直な思いを明かしていた。
エベレストに次ぐ世界第2位の標高を誇る「K2」登頂経験がある元テレビ朝日で『ニュースステーション』にも携わった“伝説の辺境”ディレクター・大谷映芳氏は「やっぱり思考能力が衰えてくる」と標高の高い場所で起こり得る体への影響を語る。
その上でナスDが「高いところに居過ぎると、脳細胞が壊死するって本当なんですか?」と聞くと、大谷氏は「それは7000メートル〜8000メートルの話だから。使っていない脳細胞から死んでいく」と答えた。これにナスDが「じゃあ(脳細胞)要らないですね」とぶっ飛んだ返しをすると、大谷氏は「要らないなら、捨てていいんだから」と淡々と相槌を打っていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)