『GTO』『女王の教室』『家政婦のミタ』で知られる名脚本家・遊川和彦によるオリジナル連続ドラマ『アイのない恋人たち』第3話。運命の人に出会った前田公輝の猪突猛進過ぎる浮かれぶりが初々しすぎる。
本作はSNSやAIが発達した2024年の東京を舞台に、恋愛偏差値が低いアラサー男女7人が、ワケアリな恋愛観や家族の問題を抱えながらも織りなすラブストーリー。「愛がない」「見る目(eye)がない」「自分(I)がない」…。福士蒼汰、岡崎紗絵、本郷奏多、成海璃子、前田公輝、深川麻衣、佐々木希ら人気&実力を兼ね備えた豪華キャスティングで令和時代ならではの大人の恋愛事情を紡いでいく。
猛烈アタックの末に区役所の戸籍課に勤める奈美(深川麻衣)とのデートにこぎつけた雄馬(前田公輝)。運命の人が出来た途端、奈美が好きだというものを食べ、好きだという音楽を聞き、好きだという色の服を着るなど浮かれまくりの日々。初デート当日は鏡の前で明らかにテンションを高めており、祖母からは「余計なことをしない方がいいと思うけどね…」と呆れられる。
念願の遊園地初デート。奈美が用意した手作り弁当を「美味しい!」と頬張る雄馬は、幼い頃に両親を交通事故で亡くした過去を明かす。育ててくれた祖母に早く恩返しがしたいという雄馬の優しい気持ちに胸を打たれた奈美は「好き」と告白。雄馬も「メッチャ嬉しい!俺も奈美ちゃんと出会えてメッチャ幸せだから!」と喜び、初デートにも関わらず親友の久米真和(福士蒼汰)、淵上多聞(本郷奏多)に会わせるのだった。
ところが奈美は、雄馬から「好き」という言葉が出ずに不安を募らせる。別れ際にその言葉を引き出そうとするも、雄馬はキスの誘いだと勘違い。浮かれ男・雄馬はとうとう奈美から「なんでそんなに鈍感なんですか!?」と激怒されてしまう。青天の霹靂状態の雄馬は大パニック。「どうすればいいの?教えてよ!」と懇願するも、奈美は「そんなの自分で考えてください!」と突き放すのだった。
悩む雄馬は多聞からの「見る目がないのではなくて、相手をちゃんと見ていないのでは?」とのアドバイスに突き動かされ、奈美の豪邸に突撃。居留守をつかわれるのも構わず、インターフォンを通してお手伝いさんに伝言を頼むと…「好きだ!好きだ!好きだ!言葉にできなくてごめん!こんなバカな俺だけれど奈美さんが好きだ!一生大切にする!もう誰も愛さない!」と宣言。聞いていようがいまいがお構いなしに「好きだ!好きだ!好きだ!」とインターフォンに向かって絶叫し続けるのだった。
恋は盲目、そのことわざを体現する男・雄馬。猪突猛進ぶりに視聴者からは「彼女に染まり過ぎて可愛いが過ぎる」「インターホン越しで告白しちゃうのぶっ飛び過ぎて大混乱しちゃった」「えらい大胆だな…!?」と反響。雄馬の愛の叫びは奈美に届くのか?