1700人以上の後援会員を持ち、4歳から音楽活動を行うスーパー高校生・東亜樹(16)が、オーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』で美空ひばりの「龍馬残影」を歌唱。男性になりきり、新たな魅力を披露した。
【映像】1700人以上の後援会員を持つスーパー女子高生の歌声(33分頃~)
日韓共同で新たな歌姫を発掘するオーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』#8が、2月2日(金)夜6時よりABEMAにて放送された。
『トロット・ガールズ・ジャパン』とは
『トロット・ガールズ・ジャパン』は、韓国で絶大な人気を誇る音楽ジャンル「トロット」をテーマに、新たな日本の歌姫を発掘する国内初のオーディション番組。「トロット」は日本で言う“懐メロ“のイメージに近く、オーディションの出場者たちは昭和から平成にかけての名曲を歌唱する。出場者の年齢は12歳から50歳までと幅広く、事前審査を通過した54組57名が予選に参加。優勝を勝ち取った者には賞金1000万円(+追加賞金)が授与される。
本戦3次に駒を進めた20人の出場者たちが挑むのは、ディナーショー風のパフォーマンスを披露する「ディナーショー・ミッション」。チームで昭和の名曲メドレーを歌唱するメドレーミッションと、チームの代表者1名が歌うソロミッション、2つのラウンドでの合計得点が高い2チームが準決勝への切符を掴む。
本番直前まで男らしさを追求…16歳の挑戦、結果はいかに?
4歳の頃から歌を届ける慰問活動を始め、現在、1700人以上の後援会を抱える東。本戦2次では、民謡日本一の実力を持つ外久保穂(13)と対戦し、惜しくも敗北。審査員合議で敗者復活を果たした。「頑張らないと」と気合いを入れ直した東は、今回行われた本戦3次のソロミッションで、美空ひばり“男歌”の傑作と評される「龍馬残影」を歌唱曲に選択。「(これまでと)ギャップというところが1番大きい」と選曲理由を明かし、「しっかり男性になりきって頑張ろうと思います」と意気込んだ。
日本男児を歌う力強い演歌でパワーアップした姿を見せるため、東は本番直前まで男らしさを追求。扇子を取り入れたり、ボーイッシュな印象を与えられるよう、幕末男子風に髪型をアレンジしたりと、工夫を重ねた。そして迎えた、ソロミッション本番。凛とした表情でステージに立った東は、要所要所でこぶしを効かせ、力強さを感じさせる表現も。最後まで安定した歌唱力で歌い上げた。
しかし、審査員の合計得点は88点とやや伸び悩み、審査員長の松崎しげるは「歌の安定度はめちゃめちゃ良いですよね。なんかこう安定度がありすぎちゃって、聴いている方も落ち着きすぎちゃって。もっと欲しい感じがするんですよね」と指摘。同じく審査員を務めるトレンディエンジェル・斎藤司は「彼女はすごい場慣れしているからこそ、もっと表情とか、例えばカメラ目線をやるだけでも違ってきたと思うんですよね」とアドバイスを送った。東は「今後さらに頑張らないといけないなと思いましたが、この素晴らしい場所で歌わせていただけたこと、大変光栄でございました」と審査員の評価を真摯に受け止めつつ、充実感をにじませていた。