お笑い芸人のやす子が、2月7日(水)放送のバラエティ番組『チョコプランナー』に出演。トレードマークである「迷彩服」について悩みを明かすも、提案された解決策に困惑する一幕があった。
これまでたくさんの面白コンテンツを生み出してきたチョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が、自由な発想で様々な企画をプランニングする本番組。今回は、物理・宇宙・古生物のスペシャリストを招き、知識をいかした解決案で悩める芸能人の救済を目指す。
元自衛隊員で、迷彩服がトレードマークのやす子。この日は相談者の1人として番組に登場し、「迷彩服をいつまで着続けたらいい?」と、今後の方向性について悩みを明かした。やす子自身は迷彩服を脱ぎたいといい、「支障が多いんですよ。山の中でロケをした時に、カメラマンさんが私じゃなくて揺れてるスギの木を映してた」と明かして笑いを誘った。
この悩みに、物理の専門家である山崎詩郎氏は「しばらく迷彩服を続けたほうがいい」とアドバイス。物理学では「うさぎの繁殖は無限ではなく、いつかは一定になることがわかっている」といい、やす子の人気度も同様に「日本国民全員がファンになるのは難しく、あるラインを上限にファンの数は落ち着く」と分析。迷彩服を脱ぐのはファンの増え方が緩やかになった時期がベストだという。
宇宙の専門家である野村泰紀氏は、「考えてもしょうがない」とバッサリ。「我々がいる宇宙とは別の宇宙が複数存在している」というマルチバースの理論から、「迷彩服を着て売れる世界もあるし、消えちゃった世界もあるし。全部が存在している。だから考えてもしょうがない」と回答し、スタジオには笑いが起こった。
古生物の専門家であり、主にフンの化石を研究する「うんち化石専門家」の泉賢太郎氏は、「結論から申し上げますと、やす子さんの迷彩服はうんちなんですね」とまさかの回答。大事な迷彩服をうんち呼ばわりされたやす子は「この番組って手出していいんでしたっけ?」とご立腹。出演者らは俯きながら笑いをこらえていた。
泉氏は「恐竜のうんちを食べて生きていた虫の化石が見つかっている」といい、「うんちを使った生き方は恐竜時代から現代まで存在している」と解説。この生き方が続く大きな要因は競合相手が少ないことが考えられ、やす子に関しても「芸能界で迷彩服を着ている方は少ないと思うので、ずっと継続すれば生き延びるのでは」と分析した。
泉氏の解説に、やす子は「なるほど」と納得した様子。「うんちというたとえを使ったわけですね」と誤解が解けた様子だった。番組ではこの他にも、篠田麻里子が「人間不信になってしまった」と悩みを明かす一幕も……はたして専門家たちの回答は?