反町隆史主演のドラマ『グレイトギフト』第4話が、2月8日（木）夜9時〜テレビ朝日系にて放送。筒井道隆演じる大学病院の事務長・本坊巧が、妖艶な魅力で男たちを骨抜きにしている会員制ラウンジ「アルカナム」オーナー・安曇杏梨（倉科カナ）を手に入れるため、悪の道に走る衝撃的な展開を迎えた。
ドラマ『グレイトギフト』は、主演・反町隆史×脚本・黒岩勉という、数々の話題作を生んできた2人がタッグを組んで贈る、完全オリジナルのサバイバル医療ミステリー。うだつの上がらない大学病院の病理医・藤巻達臣（反町）が、“完全犯罪の殺人”を可能にする恐ろしい球菌「ギフト」を発見したことで、院内の熾烈な権力争いに巻き込まれていく姿を描く。
殺人球菌「ギフト」の力を悪用し、医療界のトップに立つことを目論む理事長・白鳥稔（佐々木蔵之介）と、白鳥の腹心的存在である心臓外科医・郡司博光（津田健次郎）。2人から呼び出された藤巻は、政財界の大物3人が「ギフト」により、院外で殺害されたことを知らされる。使用されたのは、藤巻が自身のラボで保管していた「ギフト」だった。「ギフト」を盗み出した犯人は、ラボの合鍵を持っていた事務長の本坊。藤巻が「あなた以外、考えられません」と口にすると、本坊は「いいでしょう。こちらとしてもそろそろギフトのことで、藤巻先生にご相談しようと思っていましたので」と盗みを働いたことをあっさり認めたのだった。
そして本坊は、ベタ惚れしているアルカナムオーナーの安曇から調査を頼まれ、ラボにボイスレコーダーを仕掛け、藤巻と検査技師・久留米穂希（波瑠）の会話を盗聴していたことを自白。白鳥が奥野前理事長（坂東彌十郎）や、病理医・伊集院薫（盛山晋太郎）を殺害したことも知っていると打ち明けた。藤巻が「（安曇）杏梨さんに教えたんですか？」と尋ねると、本坊の口から「それはまだです。手土産に大金をドーンと手に入れてから、ドラマチックにご報告しようと思っていますので」と聞き捨てならぬ言葉が。本坊いわく、アルカナムには「人を殺せる薬剤」を求める「きな臭い人たち」も出入りしているのだそう。本坊はそのような人々に「ギフト」を売って手に入れた大金を、安曇に贈ろうとしていたのだ。
「小瓶1本で500万円。3本で1500万になりました」と平然と報告する本坊に、藤巻は「そのせいで3人の方が亡くなっているんですよ」と怒りをにじませる。しかし本坊は「そういうリアルなこと言うのやめてください。私はただ、ギフトをお譲りしただけなので。その先に何が起きているかなんて、知りたくもないです」と飄々とした態度で言い、罪悪感のかけらもない様子。さらに「そんなに金が欲しかったんですか」と呆れ果てる藤巻に、本坊は全く悪びれることなく「強い男になるためです。杏梨さんは強い男を選ぶ。私はギフトを売り捌き、闇の皇帝となって杏梨さんを手に入れます。そのためなら何でもやる。地獄行きで結構」と言い放った。藤巻が「白鳥理事長が知ったら殺されます」と忠告しても、本坊は「上等です」と聞く耳なし。「杏梨さんが白鳥理事長に傾いていることは知っています。向こうがその気なら、直接ぶっつぶす。いつまでも医者の腰巾着だと思ったら大間違いですから」と敵意をむき出しにした。
その後、本坊は「買い手が新たなギフトを欲しがっている」と言い、藤巻に「ギフト」を培養するよう要求。藤巻が断ると、本坊は久留米が「ギフト」に関わっていることを「白鳥理事長にバラす」と脅し、「ギフトをつくれ」と命令した。さらに「私は白鳥理事長から杏梨さんを奪い取るんだ。今さら止めるわけにはいかない。命懸けの闘いだ。笑ってもかまいません。これはね、純愛ですよ」と「純愛」という言葉で自身の行いを正当化。
愛に狂い、暴走する本坊に、視聴者からは「淡々と衝撃発言しまくっててやばすぎ本坊」「本坊事務長、飄々とした表情で こっわ」「本坊事務長、静かに狂っていて恐い」「本坊は相当ヤバイ奴だった」などと声が寄せられていた。
