チャンネル登録者数19万超えのYouTuberあま猫。車好きが高じて、なんと、20代でフェラーリ 488 Spider、日産GT-R Premium edition T-spec、レクサスIS500 First Edition、SUBARU WRX STIの4台を所有。これまでのべ6台のスポーツカーを購入し、合計金額は1億円を超えている。
そんなあま猫がコロナ禍に趣味ではじめたYouTubeチャンネルでは、高級スポーツカーの試乗や、愛車と訪れた先で楽しむ姿を投稿。カーマニアを中心に人気を集めているが、一方で「パパ活で車をもらっているんだろ」「車好きじゃなくただの金儲け」など事実無根の誹謗中傷を浴びることも。
彼女はなぜ高級車を乗り換え続ることができるできるのか。ABEMAエンタメはあま猫にリアルな金銭事情を聞いてきた。
手取りは20万円弱も「SUBARU WRX STI」を購入
あま猫が車に興味を持ち始めたのは、短期大学を卒業し就職先への入社を控えた20歳の時。アルバイト先の“ご主人様”がきっかけだった。
「メイド喫茶で働いていたことがあって、ご主人様に『頭文字D』をすすめられて、アニメを見てハマって、そこから車って面白いなって思うようになりました。車に対して『移動手段』という考えだったのが『走りを楽しむもの』という考え方に変わって、そこから元々AT限定免許だったんですけど、限定解除してマニュアル乗れるようになって、『ワイルドスピード』にもハマってしまって、そこからです」
その後、IT企業に就職したあま猫は、憧れていたSUBARU WRX STIを購入。当時の手取りは20万円弱で家賃とほぼ同額の月5万円のローンを組んだそうだ。
「当時450〜460万円で買ったんです。『頭文字D』に出てきた車はインプレッサWRXで結構昔の車だったんですけど、昔の車を中古で買うのは、スポーツカーだと怖いなと思って。前の方がどんな乗り方をしていたかというのが、スポーツカーだと如実に出てくる。現行でマニュアル車を調べた時に、インプレッサWRXの後継のWRX STIというのがあったので、これを買うしかないと思ってAT限定解除して、すぐに新車購入しちゃいました。全然遊んだりとかしなかったんです。飲み会もほぼ断っていましたし、友達と遊ぶのも全然なくて。お弁当も作って会社に持っていってました」
パワハラ・セクハラで監査法人に転職…YouTubeも波に乗り「フェラーリ買っちゃおうかな」
維持費でカツカツの生活も「愛車のためなら」と頑張ることのできたあま猫。しかし、職場で耐えがたいことが起き、転職を余儀なくされたという。
「IT系の会社で約5年働いたんですけど、上司からパワハラ・セクハラがあって。事務職として働いていたということもあって、やっぱり女性の地位がどうしても低くて…セクハラ・パワハラを受けたとしても、上司が異動になるのではなく、私が異動になったってこともあって、自分に力がないからこそ、力がない人を動かすしか、会社的にはそういった決断にしかならなかった。であれば『自分に力をつけるしかない』ということで、公認会計士試験を受けて合格して、一般事業会社から監査法人に転職しました」
企業の財務諸表や計算書類のチェックなどを行う監査法人に転職。この環境の変化が、車を複数台持ちするきっかけになった。
「監査法人として働き始めて1年くらい経ったタイミングで、YouTube活動も副業として始めて、意外とちょっと盛り上がってきたということもあって収入が結構増えたんです。IT会社に勤めていた時は年収400万円ほどだったんですけど、監査法人に就職してからは1年目で600万円は超えていました。(YouTubeで)本業と同じぐらいの収入ができてしまったということもあり、せっかくであれば『フェラーリ買っちゃおうかな』というノリで買ってしまったところがあるんですけど。中古のフェラーリで2,500万円ほどで買えました。本業の与信プラス実際のキャッシュの方はYouTubeでという形で審査も無事に通った感じです」
20代後半で、フェラーリオーナーになったあま猫。そこから、YouTubeの収益をもとに立て続けに車を購入する。
3台目はホンダ NSX、およそ2300万円。4台目はレクサスIS500 First Edition、およそ1000万円。5台目はフェラーリ488スパイダー、およそ3900万円。そして、6台目に日産GT-R Premium edition T-spec、およそ2500万円。2年足らずの間に、購入金額だけで1億円を超えた。現在は、フェラーリ ポルトフィーノとHONDA NSXを手放し4台の車を所有している。
「車だけで月100万円くらいはいっていますね。年間で合計出してみたんですけど、車検代や修理代を含めて1300万円」
ーー複数台持ちを選択した理由は?
「1台1台コロコロ変えていくのも全然あると思うんですけど、乗り換えを繰り返していくたびに、過去の車の記憶って結構薄れるなと思って、『どういったスポーツカーの乗り味が好きなのか』というのは、やっぱり同時に乗り比べてみないと正確に自分の中で測れないというところがすごく大きいです」
2023年9月に勤めていた監査法人を辞めたことを報告し、YouTubeの収益と、個人で受託している会計関連業務で維持費をまかなっていると説明していた。
(『ABEMA NEWS』より)
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