サバイバルオーディション番組『CHUANG ASIA（チュアンアジア）』（創造営2024）第1話にて、タイ出身のクリスタが驚異的な歌唱力を披露した。
【映像】驚異的な歌唱力！14歳の時に作ったバラードを歌う練習生（23分頃～）
『CHUANG ASIA（チュアンアジア）』（創造営2024）は中国を本拠地としている動画配信サービス・WeTV提供の、歌とダンスを競い合うサバイバルオーディション番組。「CHUANG」シリーズは人気サバイバルオーディション番組「PRODUCE」シリーズの中国版とも言われており、2021年に配信された『CHUANG 2021 (創造営2021)』では日本人練習生3人を含む11人がINTO1のメンバーとしてデビューした。今回の『CHUANG ASIA』では、タイ、中国、日本、韓国、インドネシアなど10カ国から集結した70名の練習生たちが約4か月間、トレーニングや共同制作、そしてバトルを行い、ガールズグループでのデビューメンバーを目指す。番組のメンターとして参加するのはGOT7のジャクソン（Jackson）、マイク・アンジェロ（Mike Angelo）、ジェフ・サター（Jeff Satur）、NCT・WayVのTEN（テン）、ネネ・ポンナッパン（Nene）。
「この道に真摯に取り組みたい」14歳で作曲した感動的なバラード披露
トップバッターとしてステージに現れたのは、エーケア、プリーミー、クリスタ、アール-ジンからなる「The Little Witches」。リボンやフリルの付いたガーリーな衣装 をまとい、練習生たちからは「とっても可愛くてきれい！」との声が相次ぐ。
The Little Witchesが披露するのはTheChanisaraの「HERMIONONG」。ステージに立つ前は「周りのレベルもわからず、不安」と話していた16歳のクリスタだったが、ステージに立つと笑顔を浮かべて溌剌と踊り、類まれな歌唱力で視線を集める。
テンは「最初のグループだから緊張したと思うけど、全員素晴らしかった。メンターそれぞれとアイコンタクトをして、とても堂々としていた」と絶賛。ジャクソンは「クリスタは本当にいい声をしているね。ボーカル的に自分のことをよくわかっている」と称え、もう少し彼女の歌声を聴きたいとリクエストする。
タイの番組「The Voice Thailand」への出演を経て、歌うことが大好きなことに気づいたというクリスタ。「この道に全力で真摯に取り組みたいと思います」と意気込む彼女は、自作曲を披露するという。「Play the Guitar for Me」というタイトルのその曲は、2年前に亡くなったギタリストの友人のため、14歳の頃に自作したもの。クリスタはアクセントを効かせながらも、吐息まじりの繊細な歌声でバラードを歌い上げ、メンターたちを唸らせた。
練習生たちも「鳥肌が立った」「何が起こったのかわからないくらい 本当に素晴らしい声だった」「正直に言って恐れています 彼女は独自のスタイルがある」とベタ褒め。マイクも「目を閉じていたとき、その人のことを考えているんだろうなって思った」と彼女の歌唱を絶賛した。メンターと練習生の投票の結果、クリスタは見事4人中1位となり、MVPに輝く。さらに審査が進んでいくと、中間時点でのTOP3にも選出された。
