人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する架空のスーパーコンピュータ・システム『MAGI』。作中では、この『MAGI』が出した結論で様々な事象が決定し、人々の選択や行動に多大な影響を与えていることが描かれているが、そんな『MAGI』の決定システムを再現したかのようなユニークなアイテムが、SNS上で話題となっている。
ユニークな電子工作などをネット上で発表している「Steve Kasuya」（@SteveKasuya2）さんが投稿したこの動画は、Steve Kasuyaさんが自作したという『MAGI』システムを彷彿とさせる決定システム。作中に登場する『MAGI』とは違い、現状は「ランダムに承認or否決するだけ」となっているものの、ビジュアルの再現度の高さもあいまって、まるで本当にAIが決定しているかのように見えるのも興味深いところ。しかしSteve Kasuyaさんによると、今後、生成系AIの『ChatGPT』を使うことで、本物の『MAGI』と同様に、特性の異なる3つのAIがせめぎあう形で結論を出す方式へと“進化”させることも視野に入れているそうで、仮にそれが完成すれば、それこそ作中の『MAGI』がそのまま現実社会に飛び出してきたかのようなものになる可能性も…『新世紀エヴァンゲリオン』ファンにとっては、なんとも気になる話といえそうだ。
この“進化途上の『MAGI』”ともいうべきユニークなシステムが話題となる形で、動画を紹介した投稿の表示数は180万件を突破。なお、実際に動画を観たネット上の人々からは「おおお」「考えてるふり、すき」「ランダムに決議する雑システムに草 そこからChatGPT導入が簡単にできるこの時代すげえ…！」「面白いプロジェクトですね！AIが意思決定をサポートする方法に興味津々です。楽しみですね！」「エヴァの中で1番かっこいい装置ってこれだと思う」「ChatGPTに複数人格作って議論させるブロンプト作ってた人いたけど、あれとコレ組み合わせればMAGIができるのか…面白い､興味深い」「これあったら会議捗りそう笑」といった様々な反響が寄せられている。（ABEMA『週刊BUZZ動画』）
