【写真・画像】「持っている声が本当にうらやましい」プロも羨む17歳女子高生のスモーキーボイスを審査員が大絶賛「音楽だけでやっていきたい」進学を辞め歌で勝負をかける 1枚目
【映像】16歳とは思えない大人っぽすぎる歌声(39分頃~)
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 サンフレッチェ広島の公式応援アイドル「SPL∞ASH」のメンバーとして活躍する住田愛子(16)が、オーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』の準決勝で、最高得点を獲得。10代とは思えない豊かな表現力で、山口百恵の名曲「愛染橋」を歌い上げた。

【映像】16歳とは思えない大人っぽすぎる歌声(39分頃~)

 日韓共同で新たな歌姫を発掘するオーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』#10が、2月16日(金)夜6時よりABEMAにて放送された。

『トロット・ガールズ・ジャパン』とは

 『トロット・ガールズ・ジャパン』は、韓国で絶大な人気を誇る音楽ジャンル「トロット」をテーマに、新たな日本の歌姫を発掘する国内初のオーディション番組。「トロット」は日本で言う“懐メロ“のイメージに近く、オーディションの出場者たちは昭和から平成にかけての名曲を歌唱する。出場者の年齢は12歳から50歳までと幅広く、事前審査を通過した54組57名が予選に参加。優勝を勝ち取った者には賞金1000万円(+追加賞金)が授与される。

 準決勝まで勝ち進んだのは、14人の出場者たち。今回は美空ひばり、越路吹雪、テレサ・テン、山口百恵の名曲を、自分のスタイルで歌い上げる個人戦が行われた。採点は、審査員(審査員長代理の船山基紀のみ40点満点、ほか1人20点満点)と一般審査員(1人1点)が担当。点数の高い上位5人が決勝戦に進出することができる。

16歳アイドルの変幻自在な表現力に驚き!山口百恵の名曲を見事に歌唱

 物心ついた時から音楽が大好きだったという住田。本オーディションでは、幅広い表現力を武器に、準決勝まで勝ち進んできた。しかし、本戦2次で同年代の森本安音に敗北するなど、個人戦では満足のいく結果を残せておらず、「実力で勝ち上がれたと思っていない」と悔しさをにじませていた。

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 そんな住田が準決勝で歌うことになったのは、山口百恵の「愛染橋」。同曲のテーマは結婚だが、16歳の住田にとっては未知の世界。何度も歌詞を読み込み、曲の世界観をシナリオにすることで、イメージを膨らませた。また、練習中には、音程やリズムを正確に捉えることよりも、感情に重きを置く歌い方にも挑戦。培ってきた技術をあえて崩し、表現を再構築した。

 こうして迎えた準決勝本番。イントロが流れる中、憂いを帯びた表情を浮かべる住田は、驚異的な大人っぽさを放っていた。その後も住田は、結婚を迷う女性の複雑な心模様を、情感たっぷりに表現。歌唱中、審査員席からは「いいじゃないですか」「16歳!?」などと声が上がり、最後は大きな拍手と共に歓声が。その反応から、審査員たちが魅了されていることは一目瞭然だった。

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 そして、審査員1人1人の得点が表示されると、MCから「なんということでしょう!」と驚きの声が。ほぼ全員が満点をつけ、合計198点(一般審査員の点数は未加算)という最高得点を叩き出したのだ。暫定順位は、2位に10点以上の差をつけ、文句なしの1位。これまでの努力が報われ、住田は思わず泣き崩れた。

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 ラジオDJ・古家正亨は、この日唯一となる20点満点を住田に投じた。「16歳でよくここまで歌詞を表現した」と褒めちぎり、歌唱中の表情や動作も高く評価。「相当歌詞の世界観を読み込んできたんだろうなと思って」と努力を称え、「とにかく決勝でもう1回歌を聴きたいなという想いで20点入れました」と満点をつけた理由を明かしていた。

トロット・ガールズ・ジャパン第10話
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