サバイバルオーディション番組『創造営2024(CHUANG ASIA 2024)』第2話にて、ミス・グランドに輝いた過去を持つ練習生が、家族を養うため努力した日々を回顧し、涙を流した。
『CHUANG ASIA』(創造営2024)は中国を本拠地としている動画配信サービス・WeTV提供の、歌とダンスを競い合うオーディション番組。「CHUANG」シリーズは人気サバイバルオーディション番組「PRODUCE」シリーズの中国版とも言われており、2021年に配信された『CHUANG 2021 (創造営2021)』では日本人練習生3人を含む11人がINTO1のメンバーとしてデビューした。今回の『CHUANG ASIA』では、タイ、中国、日本、韓国、インドネシアなど10カ国から集結した70名の練習生たちが約4か月間、トレーニングや共同制作、そしてバトルを行い、ガールズグループでのデビューメンバーを目指す。番組のメンターとして参加するのはGOT7のジャクソン、マイク・アンジェロ、ジェフ・サター、NCT・WayVのテン、ネネ・ポンナッパン。
セクシーで大胆な振付、ミスグランド風に挨拶
ペリウはタイ出身で、24歳の練習生。モデルとしても活動し、ミス・グランドに輝いたことがある。彼女を含めた「The Sassy Queen」チームの4人がセクシーな衣装で登場すると、あまりの美しさに、メンターのジャクソンはパフォーマンスも見ていないのに「じゃあ投票しよう」と冗談を飛ばす。
ゴージャスで圧倒的な美しさを放つペリウは、Marian Hillの「Got It」を色気たっぷりにパフォーマンス。フロアに寝そべる大胆な振付も交え、大きな歓声を起こした。そしてペリウはマイクから「ミスグランド風の自己紹介をお願いします」とリクエストされると、照れながらも大きな声で挨拶しながらお辞儀をし、床に倒れ込んで、チャーミングに微笑んだ。
「24年間生きてきて自分に誇りを持てたのは、王冠をもらえたことだけではなくて、自分の恐怖を克服することができたということです」と語り始めたペリウ。母は病気になってスムージー店を閉めたが、親族から「怠け者」と責められ、見下されるようになったという。ペリウはミスコンに参加した理由を「家族を養うための収入を得たかった。家族のために社会的なステータスを得たかったのです。思っていたよりも遥かに成功することができました」と振り返りながら、やがて涙を浮かべ、「7桁のお金を稼ぐことは本当に難しいことでした。でも今では私にとってそれが可能になったのです。あの日諦めなかった自分に感謝します」と苦労の日々を明かした。
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