『GTO』『女王の教室』『家政婦のミタ』で知られる名脚本家・遊川和彦によるオリジナル連続ドラマ『アイのない恋人たち』。第5話では、念願の結婚式を迎えたのに花嫁が泥酔して逃亡する一幕があった。
本作はSNSやAIが発達した2024年の東京を舞台に、恋愛偏差値が低いアラサー男女7人が、ワケアリな恋愛観や家族の問題を抱えながらも織りなすラブストーリー。「愛がない」「見る目(eye)がない」「自分(I)がない」…。福士蒼汰、岡崎紗絵、本郷奏多、成海璃子、前田公輝、深川麻衣、佐々木希ら人気&実力を兼ね備えた豪華キャスティングで令和時代ならではの大人の恋愛事情を紡いでいく。
支配的なセレブ母に初めて反抗した近藤奈美(深川)と、奈美の両親から交際を反対された郷雄馬(前田)は、駆け落ち同然で同棲をスタートさせて結婚を決意。真和(福士)ら友人たちに手伝ってもらいながら、結婚式の準備を進める。
ドレス選びや披露宴の内容を決める中で、奈美の優柔不断さが露呈。雄馬は微妙にいらだちを募らせていく。勢いで結婚を決めたものの、そこは出会ったばかりの2人。些細な価値観の違いが積み重なっていく。そして結婚式の前日、ついに大爆発。「私よりも親友が大事なの?」「すぐにすねるな!感じが悪い!」「そっちだって細かい!」「同じパジャマを何日も着るとかありえない!」などと雄馬と奈美は初の大喧嘩をしてしまう。
迎えた結婚式当日。新婦控室で大量にやけ酒を煽る奈美は、ウエディングドレス姿で泥酔。驚く友人たちに「こうでもしないと式に出られなくて~。だって思っていた人と違うっていうか~。雄馬君とやっていく自信がなくなって~」と胸の内を明かす。見かねた絵里加(岡崎)から「それはマリッジブルーだ」と指摘されるも、奈美は「そうじゃない!」と否定して、雄馬に対する愚痴を機関銃のように放つのだった。
挙句の果てに、奈美は酔っぱらった末に窓から逃走。果たして2人の結婚はどうなるのか…?