2月15日より順次放送中のアニメ「うる星やつら」第29話では、ラム（CV：上坂すみれ）が諸星あたる（CV：神谷浩史）のもとを去ろうとした。「どこにも行くな！」と泣きながら引き留めるあたるの姿が「深い愛やな」「名エピソード」と視聴者の心をとらえたようだ。
アニメ「うる星やつら」は、数々のヒット作を生み出してきた大物漫画家・高橋留美子氏のデビュー作が原作。小学館創業100周年を記念し、2022年10月から４クールにわたってテレビアニメ化されている。ガールハントが趣味のあたると、彼に恋する鬼族の美少女・ラムを描いたドタバタラブコメディだ。
前回放送の第28話では、水乃小路飛鳥（CV：M・A・O）が兄の水乃小路飛麿（CV：梶裕貴）と初めて対面した。飛鳥は15歳になるまで父や兄も含めた全ての男から隔絶して育てられてきたため異性への耐性ゼロで、初めは飛麿に対しても警戒している様子だった。しかし、女好きなあたるから守ってもらったことで、飛麿を「お兄様」と慕うようになり、彼にぴったり身を寄せていた。
兄には心を許す飛鳥に「かわいいね……」「ブラコン良いですよ」「いやあこの兄妹可愛い」と胸がときめいた視聴者も多かったようだ。
最新話の第29話「コタツにかけた愛／ラムちゃん、ウシになる／涙の家庭訪問 華麗なる面堂家編」では、牛に噛まれてラムの角が牛のように曲がってしまった。自分が牛になると思い込んだラムは、別れを告げてあたるの元から去ろうとした。するとあたるは「どこにも行くな！」「俺が世話してやるから」とラムを引き留めた。普段はほかの女子に目移りしてばかりのあたるが自分のために必死になっている姿にラムは感動し、ふたりは抱き合って泣いた。
あたるのラムへの愛に、「尊いな～」「深い愛やな」「名エピソード」「これもうプロポーズじゃん！」と視聴者も胸を打たれていた。
■第29話あらすじ：
「コタツにかけた愛」
骨董屋で、コタツを買ってきたコタツネコ。コタツ布団をかけてもなぜか目を離すと剥がれている。今度こそと狙いを定め布団をかけると…コタツが動いた!?
「ラムちゃん、ウシになる」
ウシに手を噛まれたラム。少し時間が経って、何となく違和感を感じたラムは鏡を見るとツノが“ウシ”になっていた！テンちゃんにその姿を見られてしまったラムは、内緒にするようお願いする。
「涙の家庭訪問 華麗なる面堂家編」
次の家は、面堂家。温泉マークは門のあまりの大きさにド緊張。面堂家の豪華絢爛な巨大なリビングに通された温泉マークを待っていたものとは？
(Ｃ)高橋留美子・小学館／アニメ「うる星やつら」製作委員会
