『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』のキャラクターを担う声優×舞台版俳優によるディビジョン別クロストークイベント「DIVISION CROSS TALK」。その第1弾ナゴヤ・ディビジョンメンバーによるトーク回が、2月13日に「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で生配信された。
【動画】ちょい見せ【ナゴヤ・ディビジョン】 DIVISION CROSS TALK
初対面となったキャスト陣には仲を深めるためのトークテーマが多数用意され、チーム中で年長者となる天国獄役の声優・竹内栄治と俳優・中塚皓平が年下の2人から“パパ扱い”されている共通点などが浮かび上がった。また互いの答えを合わせるマッチング企画では、これまで苦労話で意気投合していた竹内と中塚が一触即発となる場面も。
クロストークに参加したのは、“Bad Ass Temple”の声優、波羅夷空却役・葉山翔太、四十物十四役・榊原優希、天国獄役・竹内栄治。そして舞台版の俳優、波羅夷空却役・中西智也、四十物十四役・酒寄楓太、天国獄役・中塚皓平の6人。声優陣とは初対面で、かつBad Ass Templeのメンバーとして舞台に立つのは初めてだという俳優陣はかなり緊張した面持ちだったが、そんな3人を声優キャストが優しく引っ張っていく構図のトークイベントとなった。
イベント後半に入ると、トークのエンジンがかかってきた6人。それぞれのメンバー同士の関係性を探る「DIVISION RELATIONSHIP」のコーナーでは、チーム内の相関図に不満が爆発するメンバーも。声優3人の相関図では、葉山から「お父ちゃん」、榊原から「父で母」と表現された最年長の竹内。
「100歩譲って父はいいけど、なんで母なの? あんたみたいな子を産んだ覚えありません!!」と不満を漏らすと、「背中で語る父っぽさもありつつ、優しい眼差しで見守る母の視点もあるんです」と榊原が説明。その評価を聞いた竹内は照れているのか、納得がいったようないかないような微妙な表情を浮かべた。
一方の俳優チームも最年長者に対するイメージは共通しているようで、中塚のことを「いいお父さん」と相関図に記した酒寄は、「智也は俺が“かわいがってやってる”お兄ちゃんで、(中塚を指しながら)言わずもがなパパです」と紹介。
また中西も「稽古場の真ん中で2人で寝ていたら、お前らこっちにこい! って引っ張っていかれた」と、舞台稽古中ならではのエピソードを披露した。そんな年下組の自由すぎる行動に苦笑する中塚。そしてそんな中塚を見ていた竹内は、「なんか、人ごととして聞けない」と大いに共感し合うこととなった。
また同じキャラクターを演じる者同士、意見がマッチするかを確かめる「MATCHING ANSWER」のコーナーでも、さまざまな場面で“パパ”が話題になった。空却を演じる葉山と中西に出されたお題は「慕われるリーダーに必要なことといえば?」。「パパがいること」と答えた葉山は、「3人のうちに1人パパがいることが大事」と竹内の存在がリーダー業を円滑にしていると明かした。
そんな葉山に対し中西は「リーダーですけど2人を頼って、素直に意見を言い合って信頼関係を深めていきたい」と、リーダーには“素直さ”が必要だと話す。しかし回答が揃わないことに不安を感じたのか、中西がなんとか“パパ”に絡めた答えを導き出そうとすると、他のキャストや会場からは大きな笑いが起こった。
メンバーから多大な信頼を寄せられている獄役の竹内と中塚が回答するターンでは、ついに答えが一致! 「自分の演じるキャラクターのチャームポイントは?」というお題に対し竹内が「リーゼント」、中塚が「髪型」と答え、メンバー中唯一のマッチングアンサーとなった。
この勢いに乗って次の「おにぎりの具といえば?」という問いに挑む2人だったが、回答は合わずあえなく失敗。「塩」と答えた竹内に中塚が「具って言ったじゃない? 塩はかけるほうじゃないの!?」とツッコむと、「さけ」と回答した中塚に「その回答は鮭なのか、それとも飲む方の酒なのか!?」とツッコミ返し、あわやケンカ(?)に発展しそうになる一幕も。
そんな2人を周りが「パパたちケンカしないでー」と止めると、視聴者コメント欄でも「仲良しだw」「呑み行って」とすっかり打ち解けた2人の様子を楽しむコメントが寄せられた。