『GTO』『女王の教室』『家政婦のミタ』で知られる名脚本家・遊川和彦によるオリジナル連続ドラマ『アイのない恋人たち』。第6話では、結婚式から逃げ出したカップルがまさかの再会を果たす。
本作はSNSやAIが発達した2024年の東京を舞台に、恋愛偏差値が低いアラサー男女7人が、ワケアリな恋愛観や家族の問題を抱えながらも織りなすラブストーリー。「愛がない」「見る目(eye)がない」「自分(I)がない」…。福士蒼汰、岡崎紗絵、本郷奏多、成海璃子、前田公輝、深川麻衣、佐々木希ら人気&実力を兼ね備えた豪華キャスティングで令和時代ならではの大人の恋愛事情を紡いでいく。
勢いで結婚式までこぎつけたものの、お互いの価値観の違いが露呈。挙式当日に二人して結婚式をドタキャンした郷雄馬(前田)と近藤奈美(深川)。価値観の違いもさることながら、雄馬は奈美が友人・多聞(本郷)の秘密を周囲に漏らしたデリカシーのなさに憤りを感じてもいるようだ。
そんな奈美の事を忘れるために、すぐさま結婚相談所に登録した雄馬。女性を相談所から紹介され、デートをすることに。デート当日、二人でホテルのラウンジを歩いていると、目の前から奈美が男を連れて歩いてくる。実は奈美も結婚式ドタキャン破局後、母親の選んだ男性とお見合いをしていたのだ。
まさかの偶然に驚く雄馬と奈美。しかも同時にデート相手が急用でその場を去るという事態に。さっそく二人は「結婚式から逃げ出したと思ったらもうお見合いですか!?」(雄馬)「そちらこそ懲りずに運命の人探しですか!?」(奈美)と憎まれ口の大喧嘩。そして別々の方向に歩いて行くのだが、一度は意気投合した二人だけに後悔の表情を浮かべる。
雄馬は奈美に電話をしようとスマホを取り出すが、取り出した瞬間に着信が入る。相手は奈美。おもむろに電話に出る雄馬は「ビックリした。俺も今電話しようとしていたから」と奈美に伝える。なぜ奈美は雄馬に電話をかけてきたのか?そして電話口で何を伝えようというのか?