サバイバルオーディション番組『CHUANG ASIA(チュアンアジア)』(創造営2024)第3話にて、アリアナ・グランデのヒット曲「7 rings」を練習生たちがセクシーに表現した。
【映像】スタイル抜群の練習生たちの妖艶パフォーマンス(1時間12分頃~)
『CHUANG ASIA』(創造営2024)は中国を本拠地としている動画配信サービス・WeTV提供の、歌とダンスを競い合うオーディション番組。「CHUANG」シリーズは人気サバイバルオーディション番組「PRODUCE」シリーズの中国版とも言われており、2021年に配信された『CHUANG 2021 (創造営2021)』では日本人練習生3人を含む11人がINTO1のメンバーとしてデビューした。今回の『CHUANG ASIA』では、タイ、中国、日本、韓国、インドネシアなど10カ国から集結した70名の練習生たちが約4か月間、トレーニングや共同制作、そしてバトルを行い、ガールズグループでのデビューメンバーを目指す。番組のメンターとして参加するのはGOT7のジャクソン、マイク・アンジェロ、ジェフ・サター、NCT・WayVのテン、ネネ・ポンナッパン。
センターのワンクー「自信を取り戻したい」
ステージ1では、練習生が10のグループに分かれてパフォーマンスを披露。1対1で5ラウンドが行われ、観客の投票によって勝敗が決する。リサ、ウィタ、ティーエヌ、ワンクー、リリアナ、日本人練習生のレイからなるチームは、披露するアリアナ・グランデの「7 rings」の雰囲気に合わせて、高笑いをするような堂々とした演技をしながらステージに登場した。
センターに選ばれたのは、中国出身でかつて「PRODUCE 48」に出演した経験を持つ、ピンクのロングヘアがトレードマークのワンクー。センターの座を手に入れ、「前回はセンターの選抜段階まで行けませんでした。これは人生で初めての経験です」と興奮した様子で語る。自信がなかなか持てないという彼女だが、「この曲の良さを上手に伝えるためには、昔持っていた自信を取り戻す必要があります」と意気込み、セクシーな表情の作り方に悩むリリアナを優しくサポートした。
本番のステージへ、6人は黒を基調としたセクシーな衣装で登場。まずは座ってワンクーを取り囲んだフォーメーションから、ゆっくりと立ち上がっていく。フロアに寝そべったまま脚を動かすなどセクシーな振付を、妖艶にこなしていくメンバー。そしてレイがセンターに立ち力強く歌うBメロパートでは、その迫力にメンターのジャクソンが驚いたように目を開いた。さらに最後の強烈なシンクロダンスパートでは、練習生たちの間にハンドクラップが起こった。
ステージを見た練習生のケイレンは、このチームが振付を大胆に変更したことに言及しつつ「どういうダンスをすべきかということにこだわらなかった点が良かったと思います」、イェンは「鳥肌が立ちました。全員にMVPを獲ってほしいチームです」と感心したように語る。歓声は止まず、テンは「ほしいものがある?僕が買ってあげます」と冗談を交えつつ「最高でした」と称えた。
会場の投票の結果、MVPはワンクーの手に。そして見事チームとしても勝利を手にした。ワンクーは「信じられませんでした。何年にもわたる自分の努力と忍耐が無駄ではなかったと証明されました」と感慨深そうに語っていた。