ジャーナリスト・池上彰が世界の宗教について解説し、意外と知られていない事実が次々と語られるなか、俳優・芦田愛菜が博識ぶりを示し、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおを驚かせた。
『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』と『池上彰のニュースそうだったのか!!』のコラボスペシャルが2月24日、テレビ朝日系にて放送。大人が舌を巻くほどの探究心を持つ博士ちゃんと、“ニュース解説の達人”である池上彰が、互いに知識を披露しあった。
番組後半では、池上が“博士ちゃん”たちに、いま知っておくべき「宗教」と日本の発展の礎となった「昭和」について、徹底解説。初めに「宗教」がテーマに挙がり、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は、すべて同じ神を信仰していることが紹介された。
伊達が「キリスト教はキリストが神なのではない?」と疑問を口にすると、池上は「イエス・キリストはよく神の子という言い方をされる」「元々、キリストとは救世主という意味。イエス・キリストとは、苗字と名前ではなく、救世主イエスという意味なんです」などと解説。伊達は驚いた様子を見せ、“博士ちゃん”たちに「みんな知ってた?」と尋ねた。すると挙手したのは6人中3人で、知識豊富な“博士ちゃん”たちでも、イエス・キリストの意味を正しく理解していたのは半数にとどまった。その流れで伊達が「愛菜ちゃんはご存知でした?」と話を振ると、芦田は「知ってました」と返答。「知ってたんかい!」と伊達からツッコミが飛んだ。
その後池上は、同じ神を信仰している3つの宗教の中で、最も古い歴史を持つユダヤ教の聖書(旧約)には、神がこの世界をどうやってつくったのか、などの内容が記されていることを解説。さらに「神様は6日間かけてこの世界をつくり、7日目に休息をとられたと書いてある。これが1週間の始まりです。聖書の記述から1週間という概念が生まれた」と語ると、スタジオは再び驚きに包まれた。この時も伊達は「愛菜ちゃん知ってた?」と先ほどと同様に質問。すると芦田は「聞いたことありました」と答え、伊達は「愛菜ちゃんはなんでも知ってる!」と感心しきりだった。
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