【写真・画像】アメリカ526万円、スイス800万円、日本262万円…世界に遅れをとる日本の大卒給与に一石投じる!逆転型就職活動『キャリアドラフト』配信決定 1枚目
【映像】柚井胡太郎くんのプレゼン

 半年でサークルメンバーを約900人まで拡大させた関学大生が新卒年収500万円を求めて企業に自己アピール。ゴールドオファーを出した2社の間で入社交渉権の争奪戦が起き、新卒年収700万円を提示した企業が交渉権を獲得した。

【映像】柚井胡太郎くんのプレゼン

 3月8日(金)、ABEMAにて『キャリア ドラフト』#22が放送。この番組は人材紹介会社「絆ホールディングス」が仕掛ける「企業×学生 逆転型」の就活イベント。学生が新卒年収500万円を賭け、2分間の自己アピールで自身を企業に売り込む。

 登場したのは関西学院大学・柚井胡太郎くん。「完璧主義の父からスパルタ教育を受けて不撓不屈な男になった」と自己紹介を切り出し、ド根性を発揮したエピソードを披露した。

 柚井くんは大学の所属サークルで幹部以外のメンバーが0人になったところから半年間でサークルメンバーを900人に拡大したそう。サークルの広報には「紙媒体ではなくAirDropを駆使した」と語り、「ピンチをチャンスに変える力があります」と自己アピールした。

 2分間のプレゼンタイム後は面接。面接官のラファエルから採用コンサルの活動について質問を受けた柚井くんは「新卒採用の業界において、学生の気持ちが分からないまま採用されている」「僕は学生様のコミュニティを多く抱えている。キャリアアドバイスの面談を重ねる中で、学生の志向を把握している」と説明。企業と学生の架け橋になるこの活動は小さいながらも収益を生んでいるという。柚井くんは「公式LINEに現在100人」と自負した。話を聞いたラファエルは「大企業よりベンチャーのほうが向いていそう」と評した。

 結果、47社からシルバーオファーをゲットした柚井くん。するとここでけたたましいサイレンが鳴り響き、なんと2社からゴールドオファーが!

 ゴールドオファーを出したのは株式会社きずなグループ、TOKYO BIG HOUSEの2社。最終的にきずなグループが「(年収)700万円で!」と強気にオファーし柚井くんの入社交渉権を獲得した。