『M-1グランプリ2023』のファイナリストのくらげが、慰問ネタを披露。軽犯罪を羅列するネタ内容について、慰問の経験がある真空ジェシカのガクが「受刑者が疼いちゃう」と指摘するヒトコマがあった。
『チャンスの時間』は、気になるクセ強めの疑問を取り上げたり、気になる若手芸人が対決したりしながら、今後活躍しそうなニュースターを発掘していくバラエティー。千鳥がMCを務める。この日は、刑務所や少年院などを芸人が訪問してネタを披露する「慰問」で、最もウケるネタを決める『第3回 慰問ネタフランプリ』が開催された。今回、出場者には、最もウケること以外に、更生させることを目指してネタを作ってもらった。審査員には、慰問経験のある、ゆってぃと真空ジェシカが登場した。
注目を集めたのは、『M-1グランプリ2023』のファイナリストのくらげのネタ。くらげは、「なけなしのお金を握りしめていくパチンコ」に似ているドキドキする瞬間というテーマでネタを展開した。
まずは「なけなしのお金を握りしめていくパチンコ」は「お店の商品を握りしめて急いで走って逃げるドキドキに似ている」と紹介し、続けて「パチンコのハンドルを握るドキドキは、走っている車にぶつかって値段交渉するドキドキと一緒」など、パチンコの緊張感を軽犯罪に例えて羅列した。
さらに「針金をらせん状にして鍵穴に入れて、ゆっくりゆっくり回していってカチャッて開いたときのドキドキ」と述べると、今度は「ピッキングやったことねえよ」とツッコミを入れた。ネタの後半は下ネタで畳みかけ、スタジオを沸かせた。
このネタに対して、ガクは1点という厳しい点数をつけた。その理由は「軽犯罪の名前を言うこと自体はいいと思います。ただ、丁寧にたどたどしく軽犯罪の描写を入れられたら、疼いちゃう」と、リアルな軽犯罪の描写は受刑者の欲求を刺激してしまうのではないかと指摘した。さらに川北茂澄は0点というさらに厳しい点数で採点。「ピッキングやったことねえよっていうツッコミは、シャバ向け」と説明した。
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