【WWE】RAW（2月26日・日本時間27日／サンノゼ）
身長183センチ、鍛え抜かれた美しい背筋が自慢のレスラーが“肩えくぼ”をアピール。その肉体美に「かっけぇ背中」「背中美人」などファンから驚きの声が次々とあがる中、「中村アンに似てる」といった声も聞かれた。
マットに復帰後、好調が続いている高身長パワー系女子のラケル・ロドリゲスが、チェルシー・グリーンとのシングルマッチで躍動。笑顔で“背筋アピール”など愛嬌を振りまきつつ、ゴングが鳴ると一転して鬼の形相で対戦相手をねじ伏せた。
長期離脱していたラケルは2月中旬の復帰後はバトルロイヤル制覇、6人で争う特別ルール戦の「イリミネーション・チェンバー」でも大暴れするなど好調を維持している。この日は毒舌で知られるチェルシーの達者な「あいつは負け犬」といった“悪口演説”をひと通り耳にしたあとも、全く怒らず、逆に怖いほどの笑顔で余裕の入場。
その後、後ろを向いて鍛え上げられた背筋“肩えくぼ”をアピールするとファンから「かっこいい背中」「肩えくぼ」「素晴らしい広背筋」「背中美人」など驚嘆の声が続々。一方では、183センチと恵まれた体格、あまりにも違い過ぎるチェルシーとのフレーム差に「おい、逃げろ」「体格差」「すぐ終わりそう」など、対戦相手に対する心配の声が相次いだ。
この日、ABEMAで解説を務めた週刊プロレス・井上光記者が「あれだけ悪口言われても笑ってますね…怖さしか感じない笑いですね」とこれから起きる惨劇を示唆すると、チェルシーの前でもう一度くるりと背を向け“追い肩えくぼ”を誇示。どや顔の笑顔を見せると「笑顔が恐い」と反応が。そんな中「中村アンに似てる」という反応も効かれた。
ここまで終始笑顔だったラケルだが、チェルシーがビンタを一発放ってリングから逃走しようとすると、笑顔から一変して鬼の形相に。助走なしのクローズラインでなぎ倒すと、枕投げのように軽々と投げっぱなしのブロックバスターを2連発。チェルシーが背中をおさえながら悲鳴をあげて逃げ惑うなか、首根っこを掴んでテハナ・ボム1発で沈めて完全勝利を飾った。
前フリでは好き放題「格の違いを見せる」とイキっていたチェルシーだったが、フタを開ければラケルがわずか1分19秒で圧勝。欠場が続きによって女子のタイトル戦線では振り出しスタートのラケルだが、再浮上を感じさせる存在感を見せた（ABEMA／WWE『RAW』）
