有吉弘行が、49年知らなかった実の母の真実を最近知る機会があったようで、「ショックだったよ俺」と溢す一幕があった。
3月1日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間SP』(テレビ朝日)では、多くの人が除湿はエアコンで行っていることを知り、ショックを受ける有吉が「エアコンで除湿という発想がなかった」と告白する一幕があった。自身は、除湿機を買って、湿気がたまる時期になるとそれを使用しているそうだ。
そんな中で、有吉は「なんか俺はそういうところがある」と呟きつつ「この前もね、広島帰ってね、お袋80歳なんですよ。『何食いたい?』って聞いたら『カニ食べたい』なんて言うの。初めて聞いたんですよ。『カニ好きなの?』って聞いたら『わたしゃカニが好きだ』って。49年間知らなかったよ、ショックだったよ俺」と大きく肩を落とした。
これを受け、マツコは「(お母さん)立派だよ。やっぱ昔の人は“贅沢なもの”っていうのがあるから、言わないんだもの」と有吉の母の人柄を称賛。
続けて有吉は「『いつ好きになったの?』って言ったら『子どものころから好きだ』って。『なんで言わなかった?』って聞くと、(出身が)兵庫で城崎の方が近いから、城崎の方の美味しいカニがあって、子供の頃に食べて好きだったと。『でも結婚してから、お父さんも好きじゃないし、あんたたちも別に好きじゃないし、カニが好きだとは言えなかったし、食卓にカニを出そうなんて1回も思わなかった。私はでもカニが好き…』」と母との会話を再現した。
しかし「時期になったらカニ送るわ」と伝えたところ「それは肉でいい!」と返事があったという。マツコは「(カニの産地で)食べてた人は、獲ってからしばらく経ったカニはカニじゃないのよ」と言い「(新鮮なカニが食べられるお店に)連れてってやんなさい」と勧めていた。
(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)