全長6.4メートルの巨大ザメと戦って捕獲…ナスDが明かす破天荒な男たちの衝撃的な逸話に、視聴者が「釣竿1本で…」と驚愕した。
テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。3月3日の放送回では、天空のヒマラヤ部族取材の完結編が届けられた。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。
旅の目的地であるティンギュー集落を出発してからナスD一行はようやくネパールの首都・カトマンズに戻ってきた。ナスDはなんと、そのまま無人島ロケへと直行。崖から巨大なサメを釣るのだと言う。なんと3メートルまでのサメなら対応できるとシミュレーションしてきたそうだ。
そんな中で、ナスDから「世界で本当に獲れた巨大ザメの話」という豆知識が披露された。
(1)キューバで捕獲された世界最大のホホジロザメ
今から遡ること、約80年前の1945年、メキシコ湾で一隻の船に乗り、いつものように漁をしていた、6人の漁師たち。するとそこに恐ろしく巨大なホホジロザメが船を目がけて突進してきたと言います。
しかしその時、漁師たちが持っていたのは、モリとロープだけ…それでも怯まず、一昼夜におよぶ激闘の末、なんとか巨大ホホジロザメを捕獲したそうです。
港に戻り、サイズを測ったところ、なんと全長は6.4メートル、重さは3.2トンもあったそうです。ちなみに一般的なホホジロザメの体長は平均3〜5メートルほど。なので、このメキシコ湾で捕獲されたホホジロザメは世界最大級だと言われています。
(2)竿一本で巨大ホホジロザメを釣り上げた人物
1986年にアメリカ・ニュージャージー州の漁師であるフランク・ムンドゥスさんが、3時間にわたる激闘の末、全長5.1メートル、重さ1.5トンのホホジロザメを竿一本で釣り上げました。
釣竿で釣ったサメ、そして人が釣った魚類としては世界最大級と言われています。さらに1992年にはオーストラリア沿岸で、ハンターのディオン・ギルモアさんが、こちらも釣竿一本で体長5.1メートル、重さ1.5トンの巨大ホホジロザメを釣り上げました。
ちなみにディオン・ギルモアさんの父も一本釣りでサメの世界記録を打ち立てた事があるそうですが、その際に釣りの餌に使っていたのが、保護対象となっているアシカの赤ちゃん。当然、罰則にあたり父は逮捕され、210万円の罰金を払うこととなったそうです。
この話を受け、視聴者は「釣竿1本で…」「サメを竿一本で釣るってスゴい!」「昔話風だけどサメの話」「サメ好きにはたまらん番組してる」といった驚きの声をX(Twitter)に寄せていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)