ナスDが数日間にわたる高所でのロケで命の危険を感じた瞬間を告白する一幕があった。
テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。3月3日の放送回では、天空のヒマラヤ部族取材の完結編が届けられた。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。
旅の目的地であるティンギュー集落に滞在してから4日目。15日間、未体験の高所で生活し続けたナスDは「高所に長くいるとわからないですよね。その怖さは、人の体ってあるなって思う。自分でも思いましたからね、毎日わからないですよね」とスタッフに対し切り出した。
ナスDが「標高4000メートルって酸素は(0メートル地点の)6割?」と聞くと、スタッフは「約60%って言ってましたね」と答える。その上でナスDは「(酸素が薄いことが)どう影響しているかわからないな」と正直な感想を伝えていた。
滞在中は、夜眠っていると、息苦しさで起きてしまうこともあったという。ナスDは「夜中に起きるじゃないですか。慣れてきているのか、酸素が足りてないのが、逆に分かるようになってきてましたけどね。慣れてなかったら分からなくなるはずでしょう。起きたら明らかに酸素が少ないなっていう。起きたら“ハァ…ハァ…”ってなる時が最後の方、増えた」と明かしていた。
さらに「昨日の夜が一番、ちょっと自分も危ないなと思いましたよ。“ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…”って、酸素が入ってなかったというので起きるんです。何回かあった、そういうの」と伝えると、スタッフは「マジですか?」と驚いていた。
恐るべき身体能力を誇るナスDでも命の危険を感じてしまう瞬間があったそうだ。酸素の薄い高所の怖さを感じさせるエピソードだった。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)