ひたすら富士山を登るという恐るべき企画。超過酷なマラソン大会の実態について、語られる一幕があった。
テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。3月3日の放送回では、天空のヒマラヤ部族取材の完結編が届けられた。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。
旅の目的地であるティンギュー集落を出発してからナスD一行はようやくネパールの首都・カトマンズに戻ってきた。長らくナスDと仕事する趣味がフルマラソン(タイムは3時間24分)カメラマンの辺見洋氏は「車とか見てて気持ち悪いです。ちょっと慣れちゃったんですかね?」と高所に順応していることを告白していた。
なんと鉄人・辺見カメラマンは、ロケ日の約1ヶ月後に行われるマラソン大会「さいたま国際マラソン(42.195km」に、現地からエントリーしていたそうだ。タフなナスDも「2kmだったらいいけどな…」とそのエネルギーに驚いていた。
そんな輪の中で、元テレビ朝日で『ニュースステーション』にも携わった“伝説の辺境”ディレクター・大谷映芳氏が「エベレストマラソンもあるから」と出場を勧めると、「別のスタッフから「その前に富士山マラソン(富士登山競走)ですよ」という声が上がる。
ナスDが「エベレストマラソンは上がるんですか?」と質問すると、現地のスタッフは「ベースキャンプからナムチェ・バザール(エベレスト街道の村で標高は3440メートル)まで42.195kmを走る」と説明した。
一方、富士山マラソンはひたすら登頂を目指していくそうだ。ナスDが「危なすぎるな…」と驚くと、大谷氏は「ねぇ、心臓パンクするよね」と反応した。ただ、スタッフはキチンと「でもそこに出る人はもう本当、化け物みたいな人たちしかいない」と説明していた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)