『GTO』『女王の教室』『家政婦のミタ』で知られる名脚本家・遊川和彦によるオリジナル連続ドラマ『アイのない恋人たち』。第8話ではチェリーを捨てた本郷奏多が、スマホをフルスイングで投げ捨てて絶叫告白する。
本作はSNSやAIが発達した2024年の東京を舞台に、恋愛偏差値が低いアラサー男女7人が、ワケアリな恋愛観や家族の問題を抱えながらも織りなすラブストーリー。「愛がない」「見る目(eye)がない」「自分(I)がない」…。福士蒼汰、岡崎紗絵、本郷奏多、成海璃子、前田公輝、深川麻衣、佐々木希ら人気&実力を兼ね備えた豪華キャスティングで令和時代ならではの大人の恋愛事情を紡いでいく。
仕事を辞めて長野に帰る同僚・栞(成海)に、やっと自分の想いを伝えることが出来た多聞(本郷)。栞と念願の初ベッドインを終えた朝、笑顔で見つめる栞に「なんかすごく良く眠れた。こうしているのが信じられない」と微笑み、積極的にキスをしようとするがスマホの着信を優先してしまう。
ロマンチックな雰囲気をぶち壊された栞は「長野に帰る」と帰り支度を初める。「このまま別れるのは嫌だ。僕も一緒に長野に行く」と引き留めようとする多聞に「一人の自由気まま生活を捨てられますか?無理ですよね?だったら昨日のことは一生の思い出にしませんか?」とワンナイトラブの関係で終わらせようと提案する。
そして栞は単身長野へ。だが諦めきれない多聞は改めて栞に電話して「長野に行く。栞さんと一緒にいたい」と訴える。しかし栞は「一人でいるのが好きなくせに!ならスマホ捨てられますか?それくらいの決心と覚悟が必要だと言っているんです。そんなの無理ですよね?私なんかいなくても大丈夫だけれどスマホなければ生きていけませんもんね!私のことは忘れてください」とテック系男子・多聞の痛いところをついて拒絶。
とは言いながらも、栞も多聞のことが忘れられない。そして実父の前で「私、多聞さんが好き」と涙を流す。すると自宅のチャイムが。誰かと思って出てみると、東京にいるはずの多聞がそこに。「何をやっているんですか?」と驚く栞に多聞は息を荒げながらスマホを見せて、気合の声と共にスマホをフルスイング投棄。栞を一直線に見つめて「好きだー!」と絶叫告白をするのだった。直球の想いに栞はなんと答えるのか?