マツコ・デラックスが“日本が世界の市場で生き残っていくための活路”について持論を展開する一幕があった。
3月8日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)では、視聴者から寄せられた「『カニかまぼこ』の良さがアメリカにバレたみたいです。ここ10年間で消費量が約1.4倍になっているみたいです。欧米の健康志向が人気に一役を買っているようですが、『バレたら海外で人気出そう』と思う日本のモノありますか?」という質問が読み上げられた。
これを受け、有吉は「こんな事言っちゃあれだけどさ…日本のモノは全部世界でヒットする可能性あるよね。はっきり言ってレベル違うと思うけど」と力を込めた。一方、マツコは訪日外国人旅行者の増加と、ネットの普及が追い風になっていることを指摘した。
続けて、有吉が「俺、あれを見るのが好きなの。ネットとかで、外国人観光客がすき焼きとか、しゃぶしゃぶとか食ってさ『なんだこれは美味すぎるよ!』(とリアクションするやつ)。泣いちゃったりする人もいたりして、あれを見ると“誇らしいなぁ…”っていうのがある」と語ると、マツコは「日本人ってさ貪欲よね。食に対して」と反応した。
さらに有吉が「スゴいよね。だって、うなぎだって、マグロだって、今めちゃめちゃね」「お好み焼きとかも世界にバンバンいくよね。ソース系のものね」と日本を代表する食文化が海外に広がっていくことを説くと、マツコは「広島のお好み焼き、今すごいわよ。外国人にとって広島焼き大ブームよ。(海外に)お好み焼き屋がたくさんあるって。日本人が出しててね」と語った。
また有吉が「外国の人に『今、日本に来て何を食べたい?』と聞くとおにぎりだって」と言うと、マツコは「アタシ、ちょっと感動したのよ。いっぱい色んなものを食べた中で、とうとうおにぎりまで辿り着いたっていうね。あれ、The日本じゃない。美味しいお米をシンプルに食べるのが1番美味しいっていうね」と持論を展開した。
日本の食の魅力についてひとしきり議論を行い、有吉が「そうなるともう日本の食べ物、全部流行るだろうってことなんですよ。日本はもう世界の台所になった方がいいんじゃない?」とまとめると、マツコは「それ結構、日本が生き残っていくための活路じゃない。食べるだけのために来日する人もいるからね」と力を込めた。
さらに進行役・テレビ朝日の久保田直子アナウンサーが「前に『大下容子ワイド!スクランブル』でおにぎりが食べたいだけに戻ってくる外国人を紹介しました」と担当番組の情報を差し込むと、マツコは「へー!うれしいね」と反応していた。
(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)