お酢が好きなマツコ・デラックスのため『かりそめ天国』では「すっぱうまグルメ」を徹底調査。そんな中、東京・世田谷区豪徳寺にある中華料理店の料理にマツコと有吉弘行が強い興味を示す一幕があった。
3月8日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)では、以前の放送でマツコがお酢を好んで摂取していると告白したことを受け、「すっぱうまグルメ」を徹底調査。有識者推薦のお店を、かりそめファミリーの仁支川峰子、アルコ&ピースの平子祐希が調査した。
そんな中で、マツコと有吉が好反応を示したのが、東京・世田谷区豪徳寺にある中華料理店「辣上帝(ラシャンティ)」が提供するすっぱうまグルメ。店主の田中久子さんは中国を旅行中にあるすっぱうまグルメにハマって、一時はそれを食べるために毎月中国へ通っていたそうだ。「日本でも毎日食べたい」と、12年前に専門店を開業した。
そのすっぱうま料理は春雨を使った「酸辣粉-サンラーフン-(2辛)1551円」。中国・重慶のローカルフードだ。太い春雨に黒酢・ラー油・肉味噌が合わさった料理で、ちなみにこの収録後、「酸辣粉」が気になりすぎた有吉はこのお店をオンエア前に訪れたことをX(Twitter)で報告している。
仁支川は「酸辣粉」を口に運ぶと「ここ(喉)の奥ですっぱいですけど、美味しいです!ひき肉が美味しいし、春雨も出汁に絡んでね」とリポート。平子も「美味しい!(春雨の)歯応えがスゴいですね。真ん中の芯ぽいものが、癖になりそう。明日あたり“もう一回食べたいな”と思わせてくれそうな」と絶賛した。
茹でるのに20分もかかる極太春雨は、本場の太さ5mmを再現するために、春雨工場に掛け合い、特注で作ってもらっているそうだ。その上で、春雨の上に白菜・甘辛く煮た肉味噌をかけていただく。映像を見て、マツコが「白菜生…?」と驚くと、スタッフは「生です」と伝えた。
そして肝心の酸味には、中国四大名酢にあげられる黒酢「鎮江香醋(ちんこうこうず)」を使用。とげのないまろやかな酸味を持つ黒酢を大さじ3杯分かける。有吉は「スゴい…まじ酢じゃん」とその使用量にびっくりしていた。最後にラー油・香菜(ツャンツァイ)・山椒・ピーナッツを盛り付ければ完成。マツコは調理工程を見て「想像と違った」と興味津々の様子だった。
VTRが終わると、マツコは「すぐに食べに行きたい…!」と反応しつつ「生の白菜だって教えてよ」と細かくリポートしてくれなかった仁支川と平子に訴えていた。
(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)