「何度も切り刻んで出血死させる」ーー。噛む力がワニに比べ圧倒的に弱いとされる、サメの攻撃の恐ろしさをナスDが解説する一幕があった。
テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。3月10日の放送回では、「MAN vs サメ 2024最新版」が届けられた。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。
無人島に到着したナスDは、崖の上に器用に土台を作り、その上にビニールシートと竹を使って簡易的な家を建てた。それからサメの餌となる魚を釣り、本格的にサメ釣りを開始した。
しかしサメに仕掛けが掛かるも、2回連続で糸が噛みちぎられてしまい、失敗に終わった。ナスDは「引っ張る強度だと、車も引っ張れるぐらいのロープが(サメは)切れるんで」とその威力を説明していた。
■サメの噛む力についての豆知識をナスDが披露
一瞬にして強度約100kgの釣り糸が食いちぎられましたが、最強のサメと言われるホホジロザメの噛む力はおよそ300kgだそうです。ちなみに人の噛む力はおよそ100kg。
一方、ナイルワニの噛む力はなんとホホジロザメの7倍、約2270kgもあるといいます。なんだかサメが弱そうに思えますが、そんなことはありません。
サメとワニでは獲物の捕え方がまったく違います。サメの歯は鋭く、尖ったカミソリが何枚も重なったような形状で、切れ味も鋭いので、それほど噛む力を必要としません。
何度も細かく相手に噛みつき、切り刻んで、出血死させてしまいます。また強く噛み過ぎると、刀こぼれを起こすので、そこまで噛む力を必要としないそうです。
何度も細かく噛みつき切り刻んで出血死させてしまうのです。一方、ワニの歯はナタのような形状で、歯を獲物に深く食い込ませ、逃げられないようにし、水中に引きずり込んで、窒息死させるので、噛む力が強いといいます。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)