アニメ「葬送のフリーレン」の序盤の名シーンのひとつとして、第5話でフリーレン(CV:種崎敦美)が勇者ヒンメル(CV:岡本信彦)の幻影と対峙する場面が挙げられるだろう。ふたりの強い信頼関係を感じさせる展開が「ヒンメルの『撃て』がまた痺れる」「悶絶した」とファンの心をつかんで離さないようだ。
2023年秋から放送スタートしたアニメ「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」(小学館刊)で連載中の、原作・山田鐘人氏、作画・アベツカサ氏による同名漫画が原作。物語の主人公は、1000年以上生きているエルフの魔法使い・フリーレン。かつて勇者ヒンメルたちと魔王を倒した彼女が、時を経て仲間との別れを経験し、“人を知るため”の旅に出るファンタジーだ。
第5話では、フリーレンとフェルン(CV:市ノ瀬加那)が幻影鬼(アインザーム)と対峙した。幻影鬼とは、狙った人間の大切な相手に化けて惑わせる魔物だ。フリーレンは過去に師匠であるフランメ(CV:田中敦子)の幻影を撃退した経験があるため、また師匠が現れると思っていた。しかし、実際に現れたのはヒンメルの幻影だった。
フリーレンは自分の心境の変化に驚きつつも「私も少しは変わっているってことかな」と嬉しげな表情をのぞかせた。「フリーレン、撃て」と言うヒンメルの幻影に対して、フリーレンは「そうだね、ヒンメルならそう言う」と迷わず攻撃魔法を撃った。
フリーレンが抱くヒンメル像、そして彼への強い信頼が伝わる展開に、ネット上では「悶絶した」「フリーレンがヒンメルを凄く信頼してたんだなって思えて良かった」「ヒンメルの『撃て』がまた痺れる」と絶賛の声が相次いだ。
また、第5話は戦士シュタルク(CV:小林千晃)が初登場するのも見どころだ。村の英雄として称えられるシュタルクだが、フリーレンとのやり取りの中で意外な実情が明らかになる。そのギャップにぐっときた視聴者も多かったことだろう。
※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字
(C) 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
アニメ『葬送のフリーレン』放送回一覧(動画リンクつき)
| 話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
|---|---|---|
| 1 | 冒険の終わり | フリーレンの涙 |
| 2 | 別に魔法じゃなくたって… | 約束の花 |
| 3 | 人を殺す魔法 | スカート捲ったクソガキ |
| 4 | 魂の眠る地 | かけがえのない「たった10年」 |
| 5 | 死者の幻影 | 「撃て」 |
| 6 | 村の英雄 | ド迫力のシュタルクvs竜! |
| 7 | おとぎ話のようなもの | ヒンメルが銅像を残す理由 |
| 8 | 葬送のフリーレン | 「葬送のフリーレン」の由来 |
| 9 | 断頭台のアウラ | 「ヒンメルはもういないじゃない」 |
| 10 | 強い魔法使い | 「自害しろ」のリップシンク |
| 11 | 北側諸国の冬 | 漫画作者描き下ろしの女神 |
| 12 | 本物の勇者 | シュタルクの兄との思い出 |
| 13 | 同族嫌悪 | 魅惑(?)の投げキッス |
| 14 | 若者の特権 | むねキュン過ぎる指輪渡し |
| 15 | 厄介事の匂い | 長尺で描かれたダンス |
| 16 | 長寿友達 | 最愛の人を喪った長寿種 |
| 17 | じゃあ元気で | 「もう付き合っちゃえよ!!!」 |
| 18 | 一級魔法使い選抜試験 | 空が半分しか見えない大きさ |
| 19 | 入念な計画 | 奇襲を完璧に防ぐフェルン |
| 20 | 必要な殺し | 必要なおんぶ |
| 21 | 魔法の世界 | 「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」 |
| 22 | 次からは敵同士 | めんどさ全開なフェルン |
| 23 | 迷宮攻略 | また箱から尻出してる |
| 24 | 完璧な複製体 | やきもちフェルンのハグ |
| 25 | 致命的な隙 | モジモジフリーレン |
| 26 | 魔法の高み | 金のミミックからも尻出し |
| 27 | 人間の時代 | 少年ヒンメルの出会い |
| 28 | また会ったときに恥ずかしいからね | 孫弟子と同じ嫌顔 |





