『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督が、アカデミー賞でオスカー獲得後の帰国会見で今後の”野望”を語った。
「(オスカー像は)想像をはるかに超える重さでびっくりした。けっこう緊張していたが、一瞬それを忘れるぐらいの重さだった。本当にオスカー像を持っているんだと思ってすごく嬉しかった」(山崎監督)
巨額予算のライバル作品をおさえ、日本作品で初めての「視覚効果賞」受賞となった本作品。会場には俳優の浜辺美波も駆けつけ、監督らを祝福した。
浜辺は「本当におめでとうございます。私も拝見していて、まさか選ばれたときにびっくりして、皆さんの喜んでいる表情と監督の素晴らしいスピーチが本当に…」とコメント。すると、山崎監督は「うるさいわ。ほんとやめてそれ」と返し、笑いを誘った。
また、山崎監督は今後の”野望”について次のように語った。
「日本人のキャストしか出ていなくても、北米で観られるようになってきているというのは確実に感じられた。そのことはすごくいいことだし、そこまで見据えた作品づくりをすれば製作費ももっと潤沢にしていけると思う。いろんな意味で可能性が広がったということはすごくよかったんじゃないかな。今回のことをきっかけに、もっとワールドワイドな興業を目指した作品というのを作っていくのは一つの手としてはあると思う」
(『ABEMA Morning』より)