3月14日に放送されたドラマ『グレイトギフト』(毎週木曜夜9時〜、テレビ朝日系)の最終回で、倉科カナ演じる会員制ラウンジ「アルカナム」のオーナー・安曇杏梨が、肩と脚を大胆に露出したミニドレス姿を披露。“真の黒幕”の存在を匂わせる、意味深なラストシーンにも注目が集まった。
ドラマ『グレイトギフト』は、主演・反町隆史×脚本・黒岩勉という、数々の話題作を生んできた2人がタッグを組んで贈る、完全オリジナルのサバイバル医療ミステリー。うだつの上がらない大学病院の病理医・藤巻達臣(反町)が、“完全犯罪の殺人”を可能にする恐ろしい球菌「ギフト」を発見したことで、院内の熾烈な権力争いに巻き込まれていく姿を描く。
殺人球菌「ギフト」を明鏡医科大学付属病院に持ち込み、数々の殺人事件を誘発してきた真犯人の正体は、同院の検査技師・奈良茉莉(小野花梨)だったことが判明。「ギフト」を悪用し、邪魔者たちの命を奪ってきた理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)も奈良とともに逮捕され、病理医・藤巻達臣(反町隆史)と検査技師・久留米穂希(波瑠)の命懸けの戦いは、幕を閉じた。
その1ヶ月後、会員制ラウンジ「アルカナム」のVIPルームに、藤巻と久留米の姿があった。「よかった〜!おふたりとも罪に問われなくて」。そう言って笑顔を見せたこの店のオーナー・安曇は、肩が大きく開いたオフショルダーのドレス姿。脚を組んで座る姿は色気にあふれ、ミニ丈の裾から美脚をのぞかせていた。妖艶な魅力を振り撒き、男たちを虜にしてきた安曇だが、視聴者の間でもその美貌が度々話題に。最終回でも「グレイトギフトの倉科カナえろすぎん??」「色気ダダ漏れ」などと声が寄せられた。なお、安曇は「ギフト」の販売に加担していたため、取り調べを受けたものの、罪に問われることはなかった模様。「いろんな方」が助けてくれたのだという。
そして、事あるごとに「強い男が好き」と口にしていた安曇が、最後に目をつけたのは、意外な人物だった。「また理事長選が始まりますね。この部屋の主人、明鏡の皇帝の座を目指されたらどうですか?」。理事長選への立候補を勧める安曇に、藤巻は「僕は人と比べたり、人に勝とうという欲がないんです。もちろん、人と争うことも」と返答。その口調に以前のような弱々しさはなく、余裕と自信が感じられた。そんな藤巻に、安曇は「もしかしたら、あなたが一番強い人なのかもしれませんね」と微笑んだのだった。
無事に一件落着し、このままエンディングを迎えるのかと思いきや、最後に予想外の展開が待っていた。指紋認証を解除し、謎の部屋へ入っていくひとりの男。その人物は、「ギフト」が誕生した場所である国立生命理工学研究所にかつて勤務していた、明鏡医大病院の細胞培養士・北本秀介だった。北本は「明鏡で得られたデータです。素晴らしい実証実験になりましたね」と言い、こちらに背を向けて立つボブヘアの女性に、一冊のファイルを手渡した。
この女性の顔が正面から映されることはなかったが、指に光る指輪がアップになる場面があり、視聴者からは「第一話に初めて登場した時の杏梨さんの手の指輪と酷似してる」「1話でも、藤巻先生に挨拶する時に指輪ドアップシーンあった!」といった指摘とともに、本当の黒幕は安曇なのではないかと予想する声が。さらにその後には、「level A May12」と書かれた試験管が保管されている映像もあり、「ギフト」よりも危険な球菌がすでに誕生していることを示唆し、物語は終わりを迎えた。SNSには「これ続編あるやつ??レベルA??杏梨さんが真の真の犯人??めっちゃ謎残して終わるやん」「うわーー続編あるって事でOK!?」などと、続編を期待する声も多数寄せられていた。