3月14日より順次放送中のアニメ「うる星やつら」第33話では、諸星あたる（CV：神谷浩史）が幽霊の望（CV：石見舞菜香）から編みかけのセーターをプレゼントされた。季節は夏だったが、あたるは彼女からの贈り物を着てデートした。望を気遣う姿に「いいヤツや」「こういうところ本当に好き」と反響が相次いだ。
アニメ「うる星やつら」は、数々のヒット作を生み出してきた大物漫画家・高橋留美子氏のデビュー作が原作。小学館創業100周年を記念し、2022年10月から４クールにわたってテレビアニメ化されている。ガールハントが趣味のあたると、彼に恋する鬼族の美少女・ラム（CV：上坂すみれ）を描いたドタバタラブコメディだ。
前回放送の第32話では、あたるたちが、“運命製造管理局”のメンバーから追われていた。怒った運命製造管理局のメンバーは、無数にあるあたるたちの未来を消そうとした。するとあたるは、その中にラムと自分が結婚する未来を見つけた。あたるはウエディングドレス姿で嬉しそうな未来のラムを見ると、必死にその未来を守ろうとした。
いつもラムから逃げ、ガールハントに勤しんでいるあたる。そんな彼がラムの幸せを守ろうとする姿に、「ちょっと泣いちゃった」「そういうとこやぞ」「あたる頑張った」と感動する視聴者が絶えなかった。
最新話の第33話「あやかしの面堂／最後のデート」では、あたるに想いを寄せたまま亡くなってしまった幽霊の望が登場した。サクラ（CV：沢城みゆき）は彼女を成仏させるため、あたるに望とデートしてみる気はないかと尋ねた。
あたるが望と対面すると、彼女はあたるに手編みのマフラーや帽子を用意していた。さらに望は、編み途中だったセーターもプレゼントする。季節は夏で、あたるはセーターまではさすがに着たくないと逃げ出そうとした。しかし望が「これは無理に着てもらわなくても。その、編みかけだから……途中で死んじゃったから」と話すと、あたるは受け取ったセーターを着てデートを始めた。
あたるの優しい行動に、視聴者からは「いいヤツや……」「こういうところ本当に好きだわ」「なんだかんだ着てあげてやさしい」「あたるの人の良さがよくわかる名エピソード」と称賛が寄せられていた。
■第33話
「あやかしの面堂」あらすじ：
面堂が1週間ほど学校を休んでいる。あたる、ラム、しのぶ、テンは、お見舞いのため面堂邸に来た。だが、面堂はあたる達に会ってくれない。4人はこっそり侵入し面堂に近づくと…彼の頭には花柄の“タコ”が鎮座していた。
「最後のデート」あらすじ：
あたるとデートをしたい子がいるという。その子の名前は望。サクラ曰く、“望”は幽霊だといい、あたるとデートしなければ成仏できないらしい。あたるの前に、ガウン姿の女の子が姿を現した…。
(Ｃ)高橋留美子・小学館／アニメ「うる星やつら」製作委員会
