マツコ・デラックスと有吉弘行が陶芸家の技術に驚き。陶器をデザインする工程を見て、「スゴいね」「面白い」と感心する一幕があった。
3月15日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間SP』(テレビ朝日)では、ニューヨーク・タイムズが発表した「2024年に行くべき52の場所」に日本で唯一「山口県山口市」が選ばれたことを受け、山口県の魅力を徹底調査。俳優の藤岡弘、お笑いコンビのどぶろっくが県内を巡った。
山口市から車で約50分走った萩市は、江戸時代から長州藩の城下町として知られ、400年以上の歴史を持つ「萩焼」の生産地としても知られている。これまで同番組で過去2回、マツコと有吉にお土産を買っているどぶろっくは、今回、萩焼の名品をお土産にすることとした。
やって来た工房は「カネコツカサ」。一般的な萩焼は土の風合いを活かしたシンプルな焼き物だが、陶芸家の金子司さんの作品は墨流しという技法で繊細な幾何学模様を描いたものが多く、国内外で注目されている。カラフルな色彩と独創的な世界観を楽しむことができる。
金子さんが「ちょっと変わってるのは、スポイトだけで色を塗ってる点だと思います。3、400回(スポイトで)色を重ねてます」と語ると、藤岡もどぶろっくも「どうやってるの…?」と信じられない様子だ。
すると金子さんから「よかったら見せましょうか?」という言葉が。ご厚意に甘え、藤岡とどぶろっくは見学させてもらうことに。粘土に顔料を混ぜた液体を等間隔に配置し、それらを下に落とし、回転させることで、あっという間に美しい幾何学模様が出来上がった。スタジオのマツコ&有吉は「スゴいね」「面白い」と感心し、藤岡も「マジックみたいですね」と驚いていた。
すっかり金子さんの作品が気に入った様子のマツコと有吉。どぶろっくが有吉のために選んだのは「直燗(じきかん)19,250円」。一方、マツコのために選んだのは「茸可杯(きのこべくはい)16,500円」。どちらもかわいらしくおしゃれな一品で、2人は「初めてじゃない。(どぶろっくが)ちゃんとしたの選んだの」とご満悦だった。
スタジオに現物が登場すると有吉は「かわいい!これ普通に飾ってもいいよね」といたく気に入った様子。マツコは模様を見て改めて「さっきの(手法)で作っているんだよ」と感心していた。
(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)