草なぎ剛が鈴木おさむと共に仕事をした歴史を振り返る中で、1999年に放送され、自身が出演した特番「草なぎ剛パパになる」について言及する一幕があった。
【映像】「俺の手抜きでしょ!」草なぎが抗議したスマスマのコント
ABEMAにて3月24日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#18では、「鈴木おさむの歴史を振り返る72分」と題した企画が行われた。鈴木といえば「SMAP×SMAP(以下、スマスマ)」など数多くの人気番組を手掛けてきた放送作家および脚本家だが、今年3月31日をもって32年間行った放送作家業を引退することを受け、それぞれ付き合いの深い稲垣吾郎、草なぎ、香取慎吾と思い出トークを繰り広げた。
鈴木はバラエティ番組「サタ☆スマ」から誕生した香取の人気キャラクター・慎吾ママが生まれたきっかけについて振り返った。慎吾ママは「草なぎ剛パパになる」という特番がきっかけで生まれたそうで、この情報を受け、草なぎ自身も「そうなの?」と知らなかった様子だ。
鈴木が「当初『サタ☆スマ』って30分ごとに違う番組をやることで構成されていたの」「その2つの番組があんまり調子良くないから、番組を変えよう・スタッフも変えようって話になって、変わったんです。その時に特別編ということで『草なぎ剛パパになる』という僕が企画した番組をやったんですけど、剛が2人の子供を預かるというすごい良い番組で」と語ると、草なぎもその番組が強烈に印象に残っているようで、「やりましたね。今でも忘れられないですよ」としみじみ語った。
続けて鈴木が「逆上がりが出来ない少年に対して、本当にお父さんになって、めっちゃ(草なぎが)怒るのよ」と語ると、草なぎも「『何でできないんだよ!』ってね(笑)」と反応しつつ、「僕も当時若いのに、本当のお父さんみたいな気分になって、別れがめちゃくちゃ寂しくなった」と振り返っていた。
その後、鈴木が「その時に演出してた李 闘士男さんがすごい良かったから、『サタ☆スマ』をドキュメントバラエティにしてはどうかって話が上がった。剛(の特番)が上手くいったので、李さんが『サタ☆スマ』に入った」と経緯を説明すると、草なぎは「僕がパパにならなかったら、(香取は)ママにならなかったってことですね」とまとめていた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)