バラエティ番組「SMAP×SMAP」の名物コント「ペットのPちゃん」を生んだ狙いを放送作家の鈴木おさむが明かす一幕があった。
【映像】「ペットのPちゃん」を再現する香取慎吾「このエロペットが〜！」
ABEMAにて3月24日（日）に放送された『ななにー 地下ABEMA』#18では、「鈴木おさむの歴史を振り返る72分」と題した企画が行われた。鈴木といえば「SMAP×SMAP（以下、スマスマ）」など数多くの人気番組を手掛けてきた放送作家および脚本家だが、今年3月31日をもって32年間行った放送作家業を引退することを受け、それぞれ付き合いの深い稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾と思い出トークを繰り広げた。
鈴木は1991年、明治学院大学在学中に放送作家を志した。放送作家になるため、芸能プロダクション「太田プロダクション」の門を叩き、1992年にニッポン放送のラジオ作家としてデビューを果たした。
1996年には「スマスマ」がスタート。放送作家として関わった鈴木には、3人が演じたお気に入りのスマスマコントがそれぞれあるという。
鈴木は香取のお気に入りのコントについて「慎吾はペットのPちゃんというコントがあって、子供の役をやっていたんですけど、それがすごい自分の中で跳ねたものだった」と話した。EXITのりんたろー。が「木村（拓哉）さんがPちゃんなんですよね」と振り返ると、鈴木も「（香取は）子供の役で出てて、いつも見ちゃいけないものを見て、“わぁー”って叫ぶという悪い子だった」と説明した。
香取が「あれの何が好きだったんですか？」と素朴な疑問を投げかけると、鈴木は「慎吾のキャラクター。実は笑いを取るのは、慎吾の子供役。それまではPちゃんが口説いたりというのをやってるんだけど、慎吾が突っ込んでいるとこが面白くて」と話し、香取は「このエロペットが〜！」と当時のセリフを再現した。
続けて、鈴木は「『スマスマ』を始める時、『夢がMORI MORI』が嫌いだっただったので、『ファンだけが笑うのは嫌だ』と僕は言っていた。“大人の人が見られるコントをやりたい”って思った時に、エロペットというのと、慎吾のツッコミというのはすごく意識した」と当時の狙いを明かしていた。
（ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より）
