稲垣吾郎が、2006年放送の主演ドラマ「ブスの瞳に恋してる」の脚本を手がけた鈴木おさむに当時掛けられた言葉を明かし、改めて感謝する一幕があった。
【映像】 稲垣吾郎、SMAPメンバーとの差を感じていた当時の心境
ABEMAにて3月24日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#18では、「鈴木おさむの歴史を振り返る72分」と題した企画が行われた。鈴木といえば「SMAP×SMAP」など数多くの人気番組を手掛けてきた放送作家および脚本家だが、今年3月31日をもって32年間行った放送作家業を引退することを受け、それぞれ付き合いの深い稲垣、草なぎ剛、香取慎吾と思い出トークを繰り広げた。
鈴木はバラエティ番組、ドラマなど数々のヒット作を生み出す中で、2006年に放送された稲垣主演のドラマ「ブスの瞳に恋してる」の原作を手がけた。当初、稲垣の相手は女優にする案もあったが、鈴木が森三中の村上知子を推して、キャスティングが決まったという。
鈴木は「(主演が)吾郎ちゃんでとなった時に、“女優さんを誰にしようか?”という話になって、喧喧諤諤だったんですけど、“思い切って村上でいったらどうでしょう”と」と当時について振り返った。
EXITのりんたろー。が「(作品について)稲垣さん覚えてます?」と聞くと、稲垣は「もちろん。(ドラマの)オンエアが火曜日で、次の日、水曜日が『スマスマ』の収録だったんだけど、おさむくんが来てくれて、『昨日見たよ』って毎週感想を言ってくれるのが、本当にうれしくて」と話した。
続けて、稲垣は「それまで、あまり僕はドラマで視聴率を取ったことがなかった。(このドラマは)初回、高視聴率を取れてすごく安心した思い出がある。他のメンバーは当たり前のことかもしれないけど、自分の中では本当にホッとした」と当時抱いていた、正直な気持ちを明かした。
兼近大樹が「(僕らは)気づかなかったけど、実は苦労していた時期が?」と言うと、稲垣は「そう。そんな中で、水曜日、おさむくんが毎回感想を言ってくれたから、僕はうれしかった」と改めて、鈴木に対し感謝を伝えていた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)