人気VTuber事務所・ホロライブプロダクションによるリアルイベント「hololive SUPER EXPO 2024 Supported By BANDAI」が、2024年3月16日・17日に幕張メッセにて開催された。本記事では、展示ブースやDAY1に行われたステージイベントのオープニングセレモニーの模様を中心にレポート記事をお届けする。
2022年の初開催以来、3回目となる「hololive SUPER EXPO 2024」は、ライブイベントの「hololive 5th fes. Capture the Moment」と同時開催され、幕張メッセ国際展示場1-8ホールにて行われた。
展示ブースはホロライブメンバーが日常を過ごす「hololive island」を観光・散策するという趣向になっており、会場の入り口となるエントランスゲートは南国にやって来たような装飾で彩られていた。
会場に入場してまず目に付くタウンエリアには、中央に「ホロライブ・サマー2023」をイメージした展示ブースが設置。サインやメッセージが記されたホロライブメンバーのパネルが各所に設置されており、南国リゾートを思わせる植物とともに訪れた人々が写真に収めていた。
ほかにもお祭りをイメージした「HOLOBLUE RAINYSKY」やタウンバスなどが展示されており、各所にはパネルをはじめメンバーのグッズも飾られていた。推しのメンバーのサインやグッズを見つけながら散策する楽しさがあった。
時計塔の下にはメッセージボードがあり、来場したファンによる直筆メッセージが次々と飾られていった。メンバーからのメッセージとファンのメッセージで会場が彩られていくのも、「hololive SUPER EXPO 2024」らしい特徴と言えるだろう。
各ブースではそれぞれメンバーの撮り下ろしボイスも聴こえてくる。目でも耳でも楽しみながら、次のパークエリアへ移動する。
3期生の兎田ぺこら・不知火フレア・白銀ノエル・宝鐘マリンによるユニット「HOLOLIVE FANTASY」の展示ブースでは、新キービジュアルが大きく掲げられており、等身大パネルによるフォトスポットも人気を集めていた。
ユーザー募集企画から生まれたブース「配信部屋フォトスポット」では、6期生の博衣こよりや hololive-ENのがうる・ぐらの配信部屋が再現されていた。「ホロスターズ★サバイバル～俺たちの開拓生活～」のブースは、ホロスターズのメンバーによる開拓生活を再現したエリアとなっており、23名全員の等身大パネルがキャンプ用品と並んで展示。女性ファンを中心に賑わいを見せていた。
コスプレエリアを通って、エンタメエリアへと移動する。自由に観覧できる「EXPO STAGE」のほか、株式会社バンダイをはじめ株式会社ブシロード、フリュー株式会社といった協賛社ブースが軒を連ねていた。DesignCOCOのブースでは、星街すいせいの等身大フィギュアが初公開。ホロライブファンにはお馴染みの明利酒類株式会社のブースも出展されていた。
「EXPO STAGE」ではDAY1の10時30分からオープニングセレモニーが実施された。壇上にはさくらみこの着ぐるみ・みこだにぇーをはじめマスコット陣が集結。ロボ子さん・AZKi・角巻わために加えて、カバー株式会社CEOにしてファンからは「YAGOO」の愛称で親しまれる谷郷元昭氏が登壇、ステージ上で鏡開きを行った。
「hololive SUPER EXPO 2024 & hololive 5th fes. Capture the Moment」のオリジナルグッズをマーケットエリアは、朝から多くの人で盛況を見せていた。オリジナルグッズのラインナップは、メンバーも着用していたアロハシャツや、ショッピングバッグなど多岐にわたる。
マーケットエリアと同様に大盛況だったのが、タウンエリア横のカフェエリアだ。オリジナルのドリンクとフードを求めて、常に長蛇の列が出来ていた。
非常に多くの来場者で賑わいを見せていた「hololive SUPER EXPO 2024」。会場では海外のファンの姿も多く見受けられ、世界的な人気の高まりを実感できた。年に一度のホロライブプロダクションの祭典として、来年の開催も楽しみにしたい。
取材・撮影・テキスト／kato
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