テレビ企画で人気を博した「ニワトリの卵だけで1週間生活」の生みの親が鈴木おさむ。そんな鈴木が、同企画の誕生のきっかけを明かす一幕があった。
ABEMAにて3月24日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#18では、「鈴木おさむの歴史を振り返る72分」と題した企画が行われた。鈴木といえば「SMAP×SMAP」など数多くの人気番組を手掛けてきた放送作家および脚本家だが、今年3月31日をもって32年間行った放送作家業を引退することを受け、それぞれ付き合いの深い稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾と思い出トークを繰り広げた。
1998年に、鈴木にとって転機となる番組「ココリコ黄金伝説」がスタートした。そんな中で、視聴者に大きなインパクトを与えた人気企画「ニワトリの卵だけで1週間生活」は、放送局・テレビ朝日の廊下を歩いていた際に、思いついたという。
鈴木は「この時、『黄金伝説』が始まって、ココリコに無理をさせるっていう企画で、何か面白いことができないかって時に、歩いていたらニワトリが卵を産む瞬間が、頭に思い浮かんで、“ニワトリの産んだ卵だけで生活できないのか?”と、会議で言ったんです。そうしたら『うおおお!』って(反響があった)」と当時を振り返った。
「この1コの会議ですごい若手が出てきた」と、鈴木は自身の取り巻く環境がここから大きく変わったことを明かし、「ニワトリの卵だけで1週間生活」を皮切りに、その後「1週間ヤギの乳だけで過ごす男」「1週間海苔だけで過ごす男」「1週間ガリだけで過ごす男」など次々とシリーズ企画を任されるようになったという。
最後に鈴木は「その後も、色んな芸人さんがチャレンジする企画をやったんですけど、『1ヶ月1万円生活』とか(も生まれて)、それでよゐこ濱口(優)さんの“とったどー!”(に繋がったん)ですね」と話していた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)