大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の通訳・水原一平氏が違法賭博でドジャースを解雇されたニュースで、大王製紙元会長の井川意高氏が注目されている。
「裏カジノやっている人たちっていうのはね、やっぱりそれなりのケツモチがいたりしますからね」と語る井川氏。取材が殺到したため、かつて106億円をカジノで熔かした同氏が緊急で回したという動画は、わずか1日で140万回再生に。自身の半生を綴った著書も増刷されたという。
ロサンゼルスタイムズなどによると、水原氏の違法賭博による負債の金額はおよそ6億8000万円にのぼると報じられている。そんな中、日本の国税庁にあたるアメリカのIRSが水原氏と違法ギャンブルの胴元に対する捜査を開始。さらに最新情報ではMLB、大リーグ機構も「大谷選手と水原氏の調査手続きを開始した」と発表した。
アメリカスポーツ専門局ESPNによると2021年ごろ水原氏が違法賭博の胴元と知り合い、去年10月にFBIが胴元を家宅捜索。今年1月に捜査当局は大谷選手の口座からの送金を把握したという。
これを受け水原氏はESPNの取材に対し「大谷選手にギャンブルの借金の肩代わりを依頼した」と説明していたが、大谷選手の弁護人は「大谷の口座から資金が窃盗された」と告発。水原氏はその後「大谷選手は何も知らなかった」と説明を変えた。
こうした中、かつてギャンブルで106億円を熔かした井川氏は、大谷選手に「私自身のしょうもない人生振り返ってもですね、いいことと悪いことは順番にきますし、悪いことがあったら、それを次の自分の糧にしていく。ということが大事なんじゃないかと思います」とアドバイス。
さらに「私なんかも某大企業の社長会長やっておきながら前科者になり、いつの間にかYouTuberになっている。人生何があるかわかりません。大谷選手にはこれからもずっと最高の野球プレイヤーでいていただきたいと思いますが、そういった人間を見分ける力だとか、危険回避能力をですね、人生のデッドボールを避ける選球眼を身に付けていくきっかけになればいいんじゃないかなと思います」と、独特の言葉でエールを贈った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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