元サッカー女子日本代表の澤穂希が、3月27日(水)放送の『夫が寝たあとに』に出演。母になってからの変化や、澤流の”子どもの叱り方”を明かした。
同番組は、3児のママである藤本美貴&横澤夏子がMCを務め、ゲストと共に"ママの本音"を話すトークバラエティ。育児や家事、普段パパに思っていることなど、ママ同士だからこそ共感できる本音を語り尽くす。今回は澤穂希がゲストとして登場し、ママトークに花を咲かせた。
2011年のFIFA女子ワールドカップでキャプテンを務め、「なでしこジャパン」を優勝に導いた澤。2015年に元サッカー選手の辻上裕章と結婚し、現在は7歳の娘がいるが、澤は自身が母親になってみて初めて「喜怒哀楽の”怒”が自分にこんなにあるんだって気づいた」という。
「サッカー選手時代は、忍耐力とか培ったつもりだったんですけど」と語る澤に、藤本は「サッカー選手時代も”怒”ないですか?」と意外そうな様子。すると、澤は「ありましたよ。丸山桂里奈とか本当に怒られる要素ばっかりだから、ガチで怒ってたんですよ」と元チームメイトの名前を挙げ、笑いを誘った。
しかし、話が通じやすい大人と違って、子どもは叱っても理解しきれていないことも多く、「(娘が)適当にウンウン言ってるのがわかる」という。澤はそんな時、娘に自分の口で説明させるといい、「何がわかったか説明して」「それで?それだけじゃないよね?」など、実際の叱り方を再現した。娘の理解を曖昧なままにさせない澤流の叱り方に、藤本らは「すごい……!」「説明できるってことは、ちゃんとわかったってことですもんね」と納得した様子。
また、時には怒鳴ることもあるといい、「やりなさいって約束したことを『後で』と言ってやらなかった時」にはしっかり怒るという。澤は「やれないならやれないって言ってくれたほうがいい。絶対やるって言ってるのにやらなかった時は『なんで?』って」とこぼした。
しかし、澤は子どもが寝た後に「なんでこんなに言いすぎたんだろう。こんなに怒ることなかったよな。もう少し言い方あったよな」と自己嫌悪に陥るといい、「反省の毎日です」と告白。澤と同じく、いつも怒りすぎた後に反省するという横澤は、「私と同じ精神!すごい嬉しい!」「だって日本(代表)をまとめてた方がそう思うって。やっぱり子育てって難しいんだ」と安心した様子だった。