アニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」第9話では、怒涛の伏線回収の中で、主人公への愛が重すぎる巨大ロボのブレイバーン(CV:鈴村健一)の正体が明らかに。「そういうことかよぉ!」「いろいろなセリフが腑に落ちる」と驚きの声が殺到し、第1話から見返したくなった視聴者が続出したようだ。
【動画】「待たせたな、イサミ!」圧巻の伏線回収の瞬間(9分ごろ〜)
「勇気爆発バーンブレイバーン」は、Cygamesが企画し、ロボットアニメの巨匠・大張正己氏が監督を務めるオリジナルロボットアニメ。物語の舞台は、人型装甲兵器ティタノストライド(通称TS)が発達した時代。陸上自衛隊所属のイサミ・アオが、突然飛来した謎のロボットであるブレイバーン(CV:鈴村健一)に乗り、アメリカ海兵隊所属のルイス・スミス(CV:阿座上洋平)をはじめとした仲間たちとともに、地球を襲う機械生命体・デスドライヴズに立ち向かっていくストーリーだ。
第8話で、敵のクーヌス(CV:田中敦子)を巻き込んで自爆したスミス。第9話では、精神のみの存在となり、「俺は、死んだのか……」と嘆いた。その精神も消えていくなか、スミスはイサミと世界を救う約束をしたことを思い返して、「まだやり残してる、まだ俺は!」と叫んだ。一方、スミスの死を知ったイサミも「なぜだ!なんで死んだんだ!」「まだだろうが、俺たちは!」とやるせない思いを吐露した。「世界救ってねぇ!」とふたりの声が重なったとき、スミスに異変が起きた。
雄叫びをあげたスミスの体はブレイバーンに変わり、さらに第1話でイサミたちがデスドライヴズの襲撃を受けた時間へと戻っていた。「そうか俺は……俺はずっと、イサミを抱いてともに……ともに戦っていたんだ!」と気づいたスミスは、絶体絶命の状況にあったイサミのもとへ飛んでいき、「待たせたな、イサミ!助けにきたぞ」と彼を守った。
ブレイバーンの深すぎるイサミ愛も、その正体がスミスとなれば納得だ。ネット上は「お前マジか」「すごい激アツ展開じゃん……」「全てが繋がった」「そういうことかよぉ!」「こんなの1話から見返しちゃう」と大盛りあがりだった。
これまでにはブレイバーンが自分に乗ろうとしたスミスを「生理的に無理だ」と拒否したり、なぜかスミスが全身脱毛していることを知っていたりする場面もあった。そうした一見コミカルなシーンもブレイバーンの正体につながる伏線だったことが判明し、「いろいろなセリフが腑に落ちる」「ギャグ描写に見せかけた伏線回収良いやん」と反響を集めていた。
また、第9話は、ブレイバーンがバーンドラゴンと合体し“バーンブレイバーン”に変身するシーンも見どころだ。スミスを失って絶望するイサミが、ルル(CV:会沢紗弥)やブレイバーンに鼓舞されて、「勇気爆発!」と立ち直っていく展開にきっと心を揺さぶられるはず。
(C)「勇気爆発バーンブレイバーン」製作委員会